2011/08/13 有機農園の植物園の紹介です。

タツマの有機農園の中心になるのが、干し芋の加工と干し場を兼ねた長砂農園です。
常時3名のスタッフで農作業しているのですが、サツマイモだけでなく草花が好きなスタッフがそろっています。
そのスタッフが農園脇に様々な草花を育てています。他の有機栽培の畑や、その周辺の草花を移植してきたり、山から採ってきた植物を植えたりしています。
私は勝手に、長砂植物園と呼んで春から夏の時期の草花を楽しんでいます。


オダマキ、ムスカリ、これらは花が終わり種を付け始めています。


花手毬、マツバギク、すみれ、小さな花たちで、ふと目にすると綺麗というよりも可愛い可憐な感じです。そこに虫が集まってくるのを観ると、ほのぼのとします。

これからが楽しみなのが、桔梗、ネモフィラ、マツバボタン、ホタルブクロです。

【木苺】なんといっても実をつまむことができる楽しみな草花です。
5月早々に付けた実が約1ヶ月経ち、虫たちも寄ってくるほどに熟れてきました。焼酎に入れると傷薬になります。

右の赤い実はヘビイチゴなのか不明ですが、左はブラックベリーです。実が熟すまで後一月程です。

【皇帝ダリア・ひまわり】植物の生命力と太陽エネルギーの凄さとそれを効率良く取り込む二つの植物を紹介します。
“ひまわり”はお馴染みです。6月初旬はこんなに小さくても8月には大輪です。 “皇帝ダリア”30cm程の苗が秋には3m以上になります。風と寒さに要注意ですが、スタッフは面倒見る気満々です。

アルストロメリア(百合水仙)は、春から夏まで綺麗な花が咲き続けます。 トケイソウも生命力が強くどこまでもつるを伸ばします。昨年付かなかった蕾が今年は付きました。

蛍袋も満開です。 名前が分からない花もたくさん咲いています。


植物により時季は異なりますが、気温が上がると、生長を急速にはじめます。生きる準備をしていた所から、一辺に次世代に受け継ぐ力を貯え、種を散らします。
自然の鉄則を実感します。