東静岡アート&スポーツ/ヒロバ
東静岡アート&スポーツ/ヒロバで不定期に開催される、
アートのイベントが好きです。
6月3日から始まった、
平川渚さんによる『流路の庭』を鑑賞してきました。
広場一面に編まれた糸が張り巡らされています。
頂いたチラシに書かれていた
『都市に生じた空白のようなヒロバの
地面から感じる多層的な「流れ」のイメージ。
開発された東静岡の現在の景色を借景に、
見えない水の流れを作品として見立ててみたいと思います』
という言葉通り、
水の流れのように空間に浮かんだ白い糸が張り巡らされています。
美しいです。
係りの方にお聞きしたのは、
南側にあるグランシップの基礎工事の際、
土壌から川の石がたくさん出て来たことから
太古の昔この場所には安倍川の支流が流れていたと
考えられていること、
また東海道の往来にも思いをはせこの作品が作られたそうです。
今週の土日(10日、11日)には、
ヒロバあそび!石のもようデザイナーになろう
という体験イベントも企画されています。
東静岡アート&スポーツ/ヒロバには、
現在アリーナ建設の計画がありますが、
この豊かな何もない空間はとても素敵で貴重です。
出来ればこのままの形で残してもらいたいものです。