2011/08/31 有機サツマイモ畑の夏、いろいろ

苗を植えてから芋掘りまでの間(4~5ヶ月間)いろいろなことが畑では起こります。雑草が伸び、益虫も害虫も小動物も寄ってきます。特に夏はその年によって予期せぬことが起こります。


収穫まで草との格闘が続きます。
後手後手に回ってしまった畑のサツマイモには本当に申し訳なくなります。
生え始めの草を抜くのと、これだけ生長した草を抜くのでは大違いです。
作業の組立て、作付け計画の甘さを反省しています。
ヨトウ虫=夜盗むでヨトウ虫です。
今年もだいぶ出没しています。農薬を使えないので、食べられるのを観ているしかなく、悩ましい限りです。
有機栽培の宿命です。なるべく畑の環境を自然に近くして、ヨトウ虫が大量にならない、バランスがとれた、適度に天敵がいる畑を目指していますが、難しいですね。

カタツムリもヨトウ虫と同じく葉っぱを食べます。
カエルやテントウムシは益虫です。

畑の先端の農道との境の部分のつるが返されているのが目に付きます。
農道との境の除草のためです。有機栽培ではここも農薬を使わないので、刈り払い機か、手取り除草です。
これも大変な作業なので、稲藁等での抑草の工夫が必要です。
草取りが間に合っている部分とそうではない部分がくっきりとわかります。
間に合うと、つるが伸び、葉が畝(うね)を畑全体を覆いますが、間に合わないと、つるも葉も雑草に押されてしまいます。
麦ワラで草を抑える昨秋からの実験畑です。
効果がだいぶわかってきました。まず、えん麦でなければ抑草効果になる麦ワラにならないこと。これは早くから解っていましたが、日光を遮ってもかいくぐって伸びてくる草も多いことも解りました。追加のための抑草の麦ワラ等の準備が必要です。
一般栽培と、有機栽培の畑の色合いが全く違います。有機の方は肥料不足を感じます。
化学肥料は入れた分だけ効き目がすぐに現れます。有機では当然無化学肥料です。有機肥料は使いますが、どれ位効き目があるかはやってみないと解りません。
この畑は今年初めての有機です。初めてだとよくこういうことがあります。何年も手探りを続けて畑に合った有機質を入れていくしかありません。
隣の畑との境界に緑肥作物のクロタラリアを植えています。
有機栽培でどうしようもないことの一つが虫ですが、虫が隣の畑に行きにくくするためと、畑の環境を多様化するためです。