2012/04/01 有機干し芋の一年がスタート。新たな取り組みも。

3月は有機干し芋作りにとって最重要月です。
干し芋加工の後片付けをしながら、育苗の準備。畑の準備。新しい取り組みに対しての試行と盛りだくさんです。
今の作業は、秋の有機サツマイモの収穫と、冬の有機干し芋で答えがでます。
農業においての、今出ている成果は、かなり前からの作業の積み重ねの結果です。(農業だけではありませんが)早め早めにできることを、想像力を活かしながら取り組んでいます。

干し場に丸干し芋が残っている時から片づけを進めます。干し場のビニールハウスは、簾(すだれ)を干す以外は早々に片付け、育苗ハウスにします。冬の間干し芋を保管していた倉庫は、干し芋加工の資材を整理しながらしまっていきます。

有機農園は干し場や育苗ではもちろん農薬はご法度ですが、ビニールハウス回りや隣接の駐車場も除草剤を使いません。干し場に敷いていた稲藁を、ハウス内の脇と間に敷き詰めます。

畑での一番仕事は深耕です。畑に深く亀裂を入れて水の浸透を良くします。(左)

昨年から試験している麦間栽培です。今年は、秋準備で3つの畑を、春準備で2つの畑で試します。(下左)

秋準備の麦間栽培の畑は、鳥にイタズラされた部分を手直しします。(下右)


畑は隣同士であっても、そして同じように同じ品種を栽培しても、全然違うサツマイモが出来上がることはめずらしくありません。畑でかなり性格が違います。それをある程度数値化できるので、毎年、畑の土壌検査をしています。

有機栽培のネックは除草です。人の手では抜いて抜いても追いつきません。そこで如何に草を抑えるかがポイントです。毎年色々試行しますが決定的なことはありません。効果があることを組み合わせていくしかありません。今年はEMボカシ肥料を利用した抑草栽培を試します。
EM1と糖蜜で活性液を作ります。

宮城県の及川さんは、研究熱心でとても美味しいお米を有機栽培で作ります。EM抑草栽培は及川さんのアドバイスです。 見本のボカシ肥料を送ってくれました。

EM活性液と米ヌカ、大豆の粉を混ぜます。見本を参考に水を加えながら混ぜ合わせます。

もみ殻袋に入れて育苗ハウスで完熟させます。



有機栽培の理念は、畑にいる生物とその畑の環境を活かした農業を行うことです。農薬を使わない、化学肥料を使わない、畑や田んぼで生産したものを循環させる等をするのは、とても大変ですが、人を含めた生物にとって健全な環境づくりにつながります。