2012/12/01 有機サツマイモ収穫終了、加工準備です。

干し芋は元のサツマイモの約18%(重量ベース)になります。
皮もむくし、真ん中の良いところだけを干し芋にしますし、天日で凝縮するからです。しかしそれはあくまで蒸かして干し芋にするサツマイモの場合です。
実は、蒸かすサツマイモは芋堀りした中の一部でしかありません。何故なら、美味しい干し芋に仕上がるサツマイモしか収穫しないからです。
掘り起こしたサツマイモから形・大きさ・肌の綺麗さを基準にして、干し芋加工するものを選びます。

形も大きさも良いのですが、一部分だけ窪みがある“いずみ”です。もったいないのですが、畑に残します。 干し芋作りは選別の繰り返しです。まず畑で収穫するサツマイモを選びます。作り手としてはなるべく収穫したいのですが、ぐっと我慢です。
芋掘り、収穫が終わるとすぐに干し芋加工の準備です。タツマの有機農園は収穫が遅れてまだ準備段階ですが、親しい農家の、たかおさんや力男さんは、干し場も含めて準備万端です。冬の到来を待つばかりです。
加工準備で一番手間がかかるのが、干し場作りです。特に有機農園は、干し場の畑も農薬を使わないので、夏の間、草が我が物顔で繁茂します。まず草を取り除き、整地しなおしてから干し場作りです。
干し場のビニールハウスの間には抑草の敷き藁をしているのですが、かいくぐって草が伸びてきます。

冬の間が最繁忙期ですから、その前に大活躍してもらうボイラーやフォークリフトは整備します。逆に栽培で使っていたトラクターや鎌などは、洗浄して仕舞います。
美味しい干し芋を作るのに、良い原料芋を育てるのが50%、残り50%は加工にかかっています。
しかし、その前提になるのが、良いものだけを選別していくことです。
いかに上手に栽培しても、いかに上手に加工してもすべてが良いということはありません。
本当に美味しい干し芋を作るという想いがとても大事です。