2015/05/01 苗作りと土作りの真っ最中ですが、苦戦しています。

農作業がお天気仕事になるのは、とうに覚悟の上ですが、今年の4月も、低温、雨・曇りの日が多く、苗作りが苦戦しています。また、畑に出る日も限られたために、土作りも遅れています。

3月終わりに種芋を蔵出し、選別、4月早々に予め準備していた苗床に種芋を植えました。抑草と保湿と保温のために、籾殻と稲藁で被います。

4/8にはみぞれが降る位、低温の日が多いことから、急遽、稲藁を厚く被せました。


4/15に人参芋の芽が出ました。低温に加えて雨と曇りが多く、ビニールハウス内の気温が上がらないため、種芋が発芽するまでの積算温度が不足しているようです。左は昨年の4/20時点の苗の様子です。育ち具合が全く異なります。

低温でも、雨でも曇りでも草は生えてきます。草取りは毎朝の日課です

4月後半からの平年の気温になると、輪作の麦が日に日に伸びてきました。

畑に出られる日は、暗くなるまで畑仕事です。


有機農業が目指すのは循環型農業です。だから、有機肥料といえども、その畑以外のところで採取したモノを入れることは必要最小限にします。理想は、畑から得られるものだけで農産物を生産することです。そこで一部の畑ですが、芋の皮で作った自家製たい肥だけで有機サツマイモを作ることを今年度からはじめました。


天候はこちらの都合にならないものという前提を心掛けるのが肝要です。お天気は悪い時もあれば、良い時もあります。余裕を持っていれば、悪い時は凌げて、良い時は目一杯後押しになってくれます。

天候はこちらの都合にならないものという前提を心掛けるのが肝要です。お天気は悪い時もあれば、良い時もあります。余裕を持っていれば、悪い時は凌げて、良い時は目一杯後押しになってくれます。