2015/07/01 有機サツマイモ栽培折り返し点です。

苗を植えると一区切りです。
ここからは、朝から暗くなるまで、目一杯畑仕事です。草取りしながら苗が育つのを見ていくことになります。

外敵や寒さから守られている苗場と畑では、苗にかかる負担は全く違うので、それに耐えられるまでの強い苗だけを畑に植えていきます。

逞しく育てた苗が根付くかどうかは、当日の天候が大事ですが、その前後の天候でも左右されます。穏やかな晴れの後雨があるか、雨上がりが狙い目です。


サツマイモの品種により苗と苗の間隔を変えます。また、節三つが畝(うね)の中に入るように深さも加減します。

この時期はいつも桑の実が食べ頃になっています。


苗の生長と天気に合わせて定植するので、畝(うね)を予め準備しておくので、植付け前でも除草作業をします。


一通り苗の植付け(定植)が終わると、植えた順に畑を回ります。根付かなかった苗は、植え継ぎしていきます。

畝の間は、機械除草できますが、畝の際は鋤簾での手作業で、畝の上は手取りでの除草になります。

定植しながら、目立つ雑草はとっていきます。ここからは、とにかく雑草との追いかけっこになります。

有機ほしいも作りは一年がかりの仕事で、有機サツマイモ栽培→有機ほしいも加工で一巡です。サツマイモ収穫で折り返しになるのですが、栽培の折り返し点が定植終了時点です。そして定植後が本格的な農作業になります。