2016/01/01 2015年度干し芋加工始まりました。

2015年度の干し芋加工が始まりました。タツマ有機農園では、有機いずみ干し芋から蒸かしはじめ、無農薬いずみ干し芋、そして、川越産の委託加工の紅はるか干し芋を年内に加工しました。

干し場を作り、簾(すだれ)とそれに敷く網を洗い、加工場を大掃除して加工準備完了です。


毎年やっている干し芋加工ですが、蒸かし始めは緊張し、身が引き締まります。

11月に引き続き12月前半も気温が高く、雨が多い日が続きました。加工も天気を見ながら調整しました。


薪ふかし干し芋の信義さんです。今年も、“いずみ”を中心にもう一品種“紅はるか”を作っています。

力男さんは今年は“ほし黄金”を作りました。品質は上々です。さすが干し芋名人です。

12月20日近くなって、やっと冬らしくなりましたので、年末には多くの干し芋農家の干し場に丸干し芋が並びました。


市雄さんの紅はるかです。平干し芋以外に丸干し芋、四切り芋が並んでいました。種類に応じてしっかりと選別しているので、どれも見事に粒ぞろいです。

畝(うね)間に麦を植えると、麦の根が張り、芋に悪さをする土の中の線虫が活動しにくくなります。

暖かい12月で改めて干し芋農家は、お天気に左右されると実感した今シーズンのスタートでした。年明けはいよいよ干し芋の旬の時期になりますが、油断は禁物です。でも加工に適した気候も必ず来ます。それを逃さず今シーズンも美味しい干し芋を作ります。