2016/04/01 ほしいもの原料芋作りのお膳立ての農作業です。

晴れた暖かい日は、畑に農家が出てきます。もしくは、苗場と種芋の準備です。4月からの苗作りと5月からの定植へ向けての農作業をやっています。

自社の有機農園はじめ、何軒かの農家は3月迄加工がずれ込みましたが、無事終了しました。

最後は四切り干し芋です。乾きが良いので3月半ばでもしっかり仕上りました。


忠八さんの種芋を預かっているので、様子を見にきました。まだ四切り芋が並んでいます。加工が相当遅れたことを実感します。

昔ながらの畑に活ける方法で種芋を保存している農家もいます。

干し場を苗場にします。3月中に苗床を作るので、急ピッチで片付けました。


3月早々に深堀りした農家の畑です。水はけが良くなります。3月終わりには2回目の耕運です。これで綺麗に麦が鋤き込まれます。

たい肥を多く入れ、畑を肥やし、農薬の使用回数と化学肥料を抑える農業をしている農家です。自家製たい肥では賄いきれないので外部のものを使います。有機農園では外部投入はご法度ですから、自家製たい肥だけしか使っていませんが、やはり全部の畑で賄いきれていなのが現状です。


たかおさんは、メロン栽培と同時並行でサツマイモの農作業をしています。ビニールハウス内の除草はトラクターですが、境は農薬は使わず、手間隙かけて手刈りで除草します。丁寧な仕事をするたかおさんらしい所です。

2月の終わりから土作りをはじめた農家の畑は、肥料も入れて抑草の黒マルチ(ビニール)も張り、3月末にはすっかり畑の支度が整っていました。

3月は平年よりも気温が高い日があり、降水量も多かったので、輪作の麦が今までになく育ちました。これを2回から3回かけて鋤き込み緑肥にします。その際にたい肥を入れたり、前作の収穫で不足している成分を補充したりします。また、4月早々の苗作りに備えての準備を怠りなくやりきりました。土作りも苗作りも4月が本番です。いよいよ完全にシーズンインです。