2016/09/01 今夏も暑い中、農作業頑張りました。

苗を植えてから、ずっと除草、とにかく早め早めの除草を心掛けていましたが、7月終わり位になると、畑での育ち具合がまちまちになるので、真夏の訪れと共に畑ごとの農作業になります。
芋の葉が畑を被ってきた順に、抑草のために畝(うね)に張った黒マルチを剥がします。7月後半から約1か月かけての作業です。

雑草に負けず、順調に伸び、マルチ剥がしのタイミングもピッタリだった畑は、芋虫がでるまで伸びてきた草だけの除草になります。

つると葉が今ひとつの畑は、EMボカシ肥料を追肥します。

8月に入り猛暑、立秋過ぎても厳しい残暑の干し芋産地でした。その中での草取りは大変ですが、その暑さで芋はどんどん伸びますから、除草のやり甲斐はあります。

草取りの途中に、たかおさんの所に顔を出したら、スイカをごちそうになりました。これがまたとても甘い。真夏の農作業の合間には何よりのご馳走です。

全部の畑とは言いませんが、だいたいの畑で、つると葉が繁茂することができました。収穫まで一か月半から二か月、実に栄養を送って元気なサツマイモに育つことを期待しています。

有機サツマイモの栽培で大きな課題になっているのが、線虫対策です。前作で線虫被害が大きかった畑でマリーゴールドを使った試験栽培をしています。こまめに除草を行っています。

休耕畑の土作りのためのネマクリーンも良い具合に育ってきました。


8月も終わりに近づくと、そろそろサツマイモの出来具合が気になります。あと一か月半から二月で収穫になります。育ちづらい“いずみ”を確認したところ、小さい実が付いています。収穫までにもう二回り大きくなることを期待します。

今年の夏は改めて“土作りの大切さ”を実感しました。自家製たい肥を入れたり、休耕中に麦で輪作した畑は、梅雨明け後、グングン育っていきました。そしてそうなると、他の畑よりも除草の手も掛らず、収穫も多分良いので、労力からすれば、とても効率的です。
土作りは地道な作業です。しかも何年もかけて初めて結果になります。けれどその効果はとても大きいものです。