2017/05/01 本格的な栽培まで、もう一月足らずになりました。

干し芋のサツマイモの苗作り始まりました。
朝晩は苗場の草取り、日中は畑の除草と土作りです。

予め用意しておいた苗床に種芋を伏せ(植え)ていきます。保温・保湿のために籾殻を被せます。

最初はたっぷりと水を与えます。

除草は、苗場のハウス周りからです。

種芋を伏せてから10日あまり、早生種のかぼちゃ芋が発芽しました。


苗床から色々な草が出てきます。サツマイモよりも早く芽を出す草もあれば、陽を受けるために早くに葉っぱを広げる草もあります。苗が大きくなるまでは、こまめに草取りです。

籾殻は苗場以外でも、畑や他の農作業、たい肥の原料と、色々な用途があります

二日に一日が雨、という感じで平年よりも雨天が多く、畑の方は遅れ気味です。けれど雨は土を肥やす元になるので、恵みの雨だと捉えています。


畑では賑やかな鳥の鳴き声です。雉をはじめたくさんの種類、たくさんの鳥がいます。春本番というかそろそろ初夏です。

畑周りの草もどんどん伸びてきています。除草剤を使えば手間無しですが、有機畑ですから、刈り払い機で草刈りです。秋まで、定期的に何回も行います。

畑では、今年度の栽培のための作業と、来年度以降のための作業があります。


まだ若い自家製たい肥に麦藁を乗せました。籾殻・稲藁・麦藁は、若いたい肥に入れて時間をかけて完熟させます。

その畑にある草は、その畑に必要だから生えていますから、花が咲くまで伸ばしたいのですが、隣に他の農家の畑があると嫌がるので、出来ません。隣接畑がないと、それが出来ます。

この畑は一度栽培すると、グンと地力が落ちるので、2~3年掛けて土作りします。今は麦を伸ばすだけ伸ばして、夏には違う緑肥作物を蒔きます。