2017/06/01 今年は5月後半から定植の適期となりました。

5月に入り干し芋産地は気温が高くなり、中旬からは夏日の日もあり、苗も一気に育ってきました。

5月初旬はまばらだった苗も中旬には成苗に生長してきました。苗切りが間に合わない程です。

切った苗は3日は外気に当て厳しく接します。


ベビーリーフ、ジャガイモ、かぼちゃ等の有機野菜も日に日に大きくなるのが解る位の育ちです。

輪作麦を鋤きこんだ畑に、有機肥料を入れ、もう一度鋤きこみ、畑の準備を整えます。

この休耕畑では毎回のようにキジと出合います。餌が豊富なのでしょう。

たかおさんの苗場も5月半ばには植えられるばかりになっていました。


畑が整ったら畝(うね)立てです。抑草のために黒マルチ(ビニール)を張りながらの作業です。


メロン畑の隣で進さんも黒マルチを張りながらの畝立てをしていました。すべて手作業でやっていました。

3日以上外気に当てていた苗なので植えたばかりは、萎れています。しかし根付くと茎と葉は立ち上がってきます。

植えてから3日程で、苗が起き上がってきます。ほしいも産地のこの時期の朝は、苗にとって寒い日もありますが、こうなれば大丈夫です。

5月の終わりでも育ちの遅い苗が毎年あります。今年は、太白芋、ほしキラリ、クイックスウィートです。

休耕畑も畑の状態で土作りの緑肥作物を変えます。この畑はえん麦です。

ライ麦とビール麦で輪作しています。鋤きこんだ後は、クロタラリアを蒔きます。

もちろんその年により天候・気温・降水量は様々です。その流れの中で適期に合わせて苗を植えます。そのために余裕を持った苗作りを心掛けています。