2017/08/01 今年も暑い夏がやってきました。

草取り、マルチ剥がし、追肥、麦収穫等々、夏はたくさんの農作業を同時に行います。

何と言っても優先準備の一番は草取りです。畝(うね)上と脇は手取り除草です。

芋の根が畝の間に伸びる迄は機械除草ができます。

たかおさんも除草に追われていました。

抑草のために畝を被ってあった黒マルチ(ビニール)は、つると葉が伸びた時点で剥がしていきます。

芋の生長を観て追肥します。一年前に作って完熟させておいたEMボカシ肥料を畝の間に蒔きます。追肥と元肥を吸収しやすくするために、EMの液肥を葉面散布します。

休耕畑では輪作で土作りをしたり、土壌改善を行ったりします。この畑はマリーゴールドで線虫対策です。

休耕畑の麦の種採りです。今秋以降の輪作に使います。

麦わらも収穫します。様々な用途があります。

必要な分の麦の収穫が終わると鋤き込みます。その後また違う種の緑肥作物を育てます。

7月はサツマイモはじめ秋収穫の農産物は伸び盛りになる時期です。特に紅はるか(手前)は勢い良く育ちます。いずみ(奥)に比べると顕著です。茎も太く高く、葉も大きくなります。


農園前の草花も次から次へと花が咲きます。野菜畑もベビーリーフやジャガイモが終わり、ズッキーニ、ナス、かぼちゃの時期です。この後は、トマトや枝豆の収穫になります。

今シーズンは頻繁にキジと遭遇します。逆にヒバリやセキレイといった鳥はいつもよりも少ないです。


有機栽培の畑なので、たくさんの虫が集まり、それを狙って鳥がやってきて悪戯します。鳥の悪さは目を瞑れますが、モグラも寄ってきてしまいます。モグラは畝を壊してしまうので厄介で、今年は特に頭を悩ませています。