2017/11/01 芋収穫、今シーズンは苦戦中!

いつもなら芋掘り真っ盛りの10月、秋雨前線の長雨と台風直撃で、遅々として進まない今年の芋収穫です。
自社の有機農園では10月早々に芋掘りを始めたので、それでも数カ所の畑の収穫はできました。

毎日のように姿か足跡を見かけたキジも、雨が多くなったらとんと姿を現しません。

雨の合間に掘り起しておいた芋は、次の雨の合間をみて収穫しています。

保存性を上げるため、いつもなら畑で天日干しにしますが、今年は倉庫前でコンテナのまま乾かしています。


雨上がり、水はけが良い高い畑から収穫作業再開です。低い畑はトラクターが入れるまで時間が掛かります。

つるを上げておいて、つる刈り機が入りやすくします。

今年はつるが太く、葉も大きくなったので、ゆっくりとつる刈りします。

芋掘り前に、畝(うね)に絡んでいる つるを解いておきます。

そこまで準備してから、トラクターでの掘り起しに入ります。

早めに始めた親しい農家が、保存性を良くするために芋に蒸気を当てていましたが、産地全体ではだいぶ作業は遅れています。

ようやく出揃ったところで倉庫整理です。芋の状態を観て、加工する順番を考えながら保管場所を決めていきます。


芋掘り前に休耕の畑を全部耕運しておいたのですが、また草が生えてきました。収穫終了まで耕運できないので、そのままです。

ようやく出揃ったところで倉庫整理です。芋の状態を観て、加工する順番を考えながら保管場所を決めていきます。

芋掘りは、畑に霜が降りる前に何が何でも終わらないとなりません。ほしいも産地では、その境が立冬の頃です。日中は目一杯畑、灯りがある倉庫の仕事は暗くなってからやっています。