2018/01/01 甘みがある原料芋で良いシーズンになりそうです。

平年よりも遅い干し芋加工の始まりで、いつも以上に忙しい12月で、あっという間に新年を迎えました。

力男さんも12月に入りようやく原料芋の選別を始めましたが、庭先は大根や白菜が干されているという、いつもの光景です。

サツマイモの青果出荷もやっている訓男さんはそれが12月まで長引き、加工は年末になりました。

高齢のため干し芋が出来なくなる農家が毎年出てきますが、薪ふかしのぎんさんと信義さんは今年も元気に頑張っています。

今年は原料芋が大きく育ちました。保管場所が広くとられています。


角切り芋サイズの大きさが多いので、しばらく角切り芋を作っていなかった農家でも見かけますし、平干し芋もいつもより大きいヘラです。

ほしいも作りは、蒸かして皮剥き、スライスして簾(すだれ)に並べるのが主ですが、それ以外にも色々な仕事があります。

簾とその上に敷く網は、常に綺麗にしておきます。


簾以外にも洗い物が多く、進さんの所では、奥さんがそれを担当、その間、進さんは原料芋の選別作業をしています。

丸干しは仕上がりまで3週間程、大きめだと一ヶ月掛かります。お正月休みに干して置きたいので年末に蒸かし始めます。

どの品種も甘みがありますが、特に玉豊が良い感じです。

たかおさんも早々から角切り芋を作っていました。何時ものことですが、ほれぼれする出来栄えでした。

一雨あっても良いと思う位、寒い晴天が続くという天候に恵まれて始まった干し芋加工でした。年明けからが本格的な干し芋季節なので引き続き干し芋日和を期待しています。