2018/03/01 辛い冬でしたが、美味しい干し芋ができる後押しでした。

ほしいも産地も寒い冬でした。ほしいもの品質から見ればそれは歓迎なのですが、良いことばかりではありません。

年に1回か2回は毎年雪になりますが、大抵は2月に降ります。1月に2回も、しかも大雪、ほしいも産地では滅多にありません。そして2月も降りました。

寒いので、干し場のビニールハウスの雪が融けず、加工が終っても片付けできません。

家族だけでなく、土日は親戚が揃っての干し芋作りの風景も珍しくありません。毎年会うので顔見知りです。そこでも今年の挨拶は「寒いね」でした。


寒いからこそ作れる丸干しや厚切りも、今年は長く作ることができ、品質も上々でした。

しかし、原料芋には辛い気候で、冷え腐りする芋もたくさんありました。


今年も無事終了した薪ふかしのぎんさんです。いつも娘さんと婿さんが手伝いに来ていましたが、ここ数年は孫が頻繁に来るようになりました。

寒さでボイラーが壊れた時男さんの干し場は一時ガラガラになってしまいました。

冷え腐りしやすい紅はるかですが、保管を厳重にした正憲さんはほぼ大丈夫でした。

2月半ばになると、蒸かし終わる農家が出てきます。まずやることは、干し場のビニール剥がしです。

丸干し芋は丸ごとの芋で作るので、形・大きさがマチマチです。大きいモノは干し場が片付いても干しています。


今年も無事終了した薪ふかしのぎんさんです。いつも娘さんと婿さんが手伝いに来ていましたが、ここ数年は孫が頻繁に来るようになりました。

何百枚とある簾(すだれ)を洗うのも大変ですが、たくさんの資材や備品の後片付けもひと仕事です。