2018/08/01 有機農業での踏ん張りどころを迎えています。

7月に入り猛暑となりました。最低気温が、過去30年間の平均最高気温と同じ温度の日もあるという干し芋産地も長い暑い夏になっています。
苗場の残りを自家製たい肥場に運んだ後も、すぐに草が生えてきてしまいました。

完熟させている堆肥もいつも以上に勢いよく草が伸びています。

普段は飛ばないキジも飛ぶほどに、いつも以上に活発です。

緑肥と線虫予防のために輪作している休耕畑のクロタラリアも日に日に伸びてきています。

畑では海風が頼りですが、それもない日は休み休み、水分補給です。

2年間寝かせて土作りした畑ですが、残念ながら立ち枯れになってしまいました。

品種を、いずみから紅はるかに変えて植え替えしました。

最近は大雨があるので、低い有機の畑は隣からの雨水の流入対策を義務づけられます。クロタラリアで障壁帯を作ります。

つるが畝を被うと、抑草の黒マルチ(ビニール)を剥がします。

畝の表面にまで根が張っています。畝脇の除草にもなります。

剥がして一週間位でもう一段つるが伸びて葉が畑を覆います。

伸びが早い畑は伸びてきた草を取るだけになりますが、遅い畑や植え継ぎした畑は全面の草取りが続きます。


草取りが一段落する時期になると、そろそろ芋虫が出てきます。

今年もたかおさんから野菜、メロン、スイカを頂いています。

7月一杯で、定植から収穫までの折り返しになります。ここから実(芋)が大きくなっていきます。