2018/09/01 お盆明けから気候が落ち着いています。

ほしいも産地は台風の雨風をあまり受けないこともあり、お盆までの台風でも降水量はあまりなく、立秋を迎えても畑はカラカラで暑い状態でしたが、8月のお盆を過ぎると、平年並みの気温とお湿りがあり、ようやく季節が変わることを予感させています。

畝(うね)につるが這うとそこにも根を張ろうとします。つるが畑を被ったら抑草の黒マルチ(ビニール)を剥がすのですが、その根を抜く、つる返しにもなります。

隣の畑の境の法面の除草も一仕事になります。

今年はスベリヒユが活発です。何度も除草していますがすぐに生えます。

休耕畑にクロタラリアを輪作しますが、それよりも早くにスベリヒユはじめ雑草が出てきました。

常陸太田の畦にも今年はスベリヒユが際立っていました。

暑い分、平年よりも葉が肥料切れで黄ばんでいくのがいつもより早く、追肥も平年よりも多く見かけます。

種芋を栽培している畑ではたくさんの品種を育てているので、品種による今年の育ち具合が解ります。

今年は“いずみ”が苦戦しています。日照りの影響か、つるが伸びず飢餓を示す花も咲いてしまいました。

紅はるかは勢いがあります。日照りにも高温にも強いサツマイモです。

暑さが収まってきた途端に、よくしたもので芋虫被害がが出てきました。

メロン、スイカに続いて進さんの庭ではブドウが実っていました。ブドウもとても美味しいです。

出会うのは大抵は雄ですが、今回は雌だけのキジ四羽と遭遇しました。

除草のために休耕畑の鋤き込みの回数も今年は多くなっています。

高温少雨の煽りで“いずみ”の成長が鈍いです。また、日照りは“玉豊”にも影響しますが、幸いお盆明けの降雨が恵みになっています。どちらにも強い“紅はるか”の作付けが増えるのも むべなるかなです。