2018/10/01 虫取り、試し掘り、そして収穫前作業

10月は芋収穫です。ほしいも農家はここから半年間農繁期が続きます。
秋らしくなったら即、芋虫が大発生。畑によってはつるつるになってしまいました。

畑周りに、クロタラリア、麦、クロタラリアと緑肥作物で障壁帯を厚く作った畑は芋虫被害が少なかったです。

EM活性液を撒いています。サツマイモが土中の肥料分を吸収しやすくなります。

虫取りしながら、大きい草を抜いていきます。

畑周りの草刈りも例年以上にやりました。

近隣の干し芋農家は稲刈りが終わると、すぐに芋掘りに取り掛かります。


収穫前には、クロタラリアで土作りしている畑は鋤き込んで来春まで寝かせます。最低でも2回、様子を見てもう一回多くトラクターを入れます。


ほしいもの干し場に敷き詰める麦藁を刈り取り乾燥させておきます。そして、刈り取り後の畑は鋤き込みます。これも収穫前にやっておく仕事です。

畑仕事が一段落したら、農園前のビニールハウス下の畑を除草を兼ねて耕運です。


栽培で使っていた農機具を倉庫に仕舞い、代わりに芋の掘り取り機、つる刈り機を持ち出しました。すぐ使えるように整備します。

危惧していた いずみは整備総じて育ちが悪い中、この畑は大きさも形も上々でした。

紅はるかは、葉っぱを喰われた所も良く育っていました。

収穫する畑の順番を決めるために、株の様子を見て、試し掘りもします。予想していた生長具合の芋もあれば、良い意味でも悪い意味でも予想と違う芋もあります。最終的な出来高は、収穫してですが、ほしいもの場合、その後の加工で今年度が豊作か不作かが変わってきます。