2019/01/01 今シーズンは、年も押し迫る頃から干し芋日和になりました。

2018年度の干し芋作りは昨年の12月半ばから始まりました。

12月の初旬には20℃超えの日もある暖冬で、寒さを待ってからの平年よりも遅い加工スタートでした。

輪作麦の伸びが止まらずテントウ虫まで見かけました。

平年並みに始めた干し芋はまだ糖化が進んでいない状態でした。


紫芋と紅あずまという変わり種から作りました。紫芋は相変わらず簾まで紫になります。紅あずまは製品率が悪い品種ですが、今回は上々の出来でした。

今年も川越産紅はるかの干し芋の加工を頼まれました。いつにも増して大きい原料芋だったので2時間以上蒸かしました。

たかおさんのいずみは、糖化の遅さを感じさせず甘さがのっていました。

簾(すだれ)を使わず、据え置きの干し場は塙さん独特です。今年も上々の紅はるかが並んでいました。

進さんの干し芋もいつも通り高品質です。今年は ほし黄金がありこれは最初から甘く美味しく出来ました。

久しぶりに会った正憲さんの所にはバケットをフォークにしたりキャビンを取り払ったりの改良した重機がありました。畑でも使えるとのことです。


丸干し芋は乾くまで三週間は掛かるので、お正月も干しておくことができ、年末に蒸かす農家が多いのですが、寒くないと加工できません。けれど良くしたもので丁度ほしいも日和になりました。

農家回りをすると色々頂きます。今回は地元の玉子や落花生も。干し芋産地の落花生は美味しいです。

暖冬と言いながらもクリスマスには本格的な寒さが訪れました。ほしいも作りも本番は年明けで、今シーズンも期待が出来そうになってきました。