2019/02/01 原料芋をもたせながらの干し芋加工の季節です。

年明けからは冬日の晴天が続くという絶好のほしいも日和になりました。

徳島県産金時芋と千葉県産紅はるかの2種類の無農薬サツマイモが手に入ったので今回はそれらも蒸かしました。

金時芋は干し芋に適していないので、案の定あまり良い出来ではなく、逆に紅はるかはとても良い干し芋に仕上がりました。

1月早々に丸干し芋だけが残った伸男さんです。丸干し芋サイズの芋が揃っていました。


本業は電気屋さんだったり建築業だったり私もお世話になっているモータース等も干し芋作りをしています。腕前もプロ顔負けの上等品を作ります。ほしいも産地ならではの光景です。

初荷の仕入でもたくさん頂き物がありました。これ以外にも大根一本分のたくあん、白菜一個分の漬物も。また最近はお酒も頻繁に頂きます。

力男さんも昔はその日の蒸かしが終えてから翌日の準備をしていましたが、蒸かさないで準備だけをする日を設けています。

原料芋を引っ張り出し、傷みを確認し選果、洗浄してサイズ毎に仕分けと重労働だからです。

氷点下の最低気温が続くので、原料芋を毛布などで暖かくして囲っています。


寒さが厳しいと原料芋の傷みが心配になりますが、干し芋には艶も出て高品質に仕上がります。

いずみは育たない品種なので生産量は年々減ってきています。その中でたかおさんは今年度も大きく育てて角切り芋も作っていました。とても貴重ないずみ角切り芋です。

1月後半になると加工終了の農家が出てきます。2018年度は収穫量が少ない農家もあり、昭さんは平年よりも10日程早く終わり片付けをしていました。

連日の乾燥注意報で乾きは良いのですが、一雨欲しい位のカラカラ状態です。しかしこれを追い風にして農家は干し芋加工に励んでいます。