2019/03/01 旬の干し芋はやっぱり美味しいです。

立春を境に季節が変わった感じでしたが、すぐに寒さがぶり返しました。

晴天が続かなくなりましたが、シーズン後半も降れば雪という寒さのほしいも産地でした。

日も長くなってくるので2月は、角切り芋や厚切り芋の加工適期です。

とし和さんは冷え込む朝は芋の保管場所にストーブを焚きます。そうやって最後までもたせます。

たかおさんの丸干し芋の原料です。形も大きさも丁度の粒揃いです。

2月は丸干し芋もよく乾きますが、仕上がりに時間が掛かるので2月上旬までに加工します。

約ひと月天日干しにしました。ようやく仕上がりです。

作付けが少ないのが玉乙女で、角切り芋も作る農家が少ないので、貴重な玉乙女角切り芋です。

たかおさんの調子が優れないので、今シーズンは奥さんが二人分頑張っていました。

蒸かし終えた竃にお神酒を上げてあるのを見ると、菊姫の甑倒しを想い出します。

腰の治療に通いながらも、今年も一人でやり終えたぎんさんです。

進さんが「もうここは使わないから」と、ビニールハウス一棟を解体していました。寂しいです。

紅はるかは細長い形なので、丸干し芋向きでもあります。

その日に蒸かした干し芋を干し場に持ち出します。仕上がっている干し芋があれば、その際に取り込みます。

土作りは3月からですが、この畑は2月中旬に始まっていました。

産地も高齢化が進み、作付けを減らす農家も多いですが、大変と言いながらも頑張っている方がほとんどです。今シーズンも1月から2月で上々の干し芋を仕入れることが出来ました。