2019/04/01 学校と同じく4月は干し芋年度替わりです。

2019年度シーズンの準備は3月から始まっていますが、今月で完全に切替わりになります。

3月中に最低でも干し場を片付けておきます。4棟のビニールハウスのうち2棟を苗場にするからです。干し場の部材は1棟ごとに集めて仕舞います。

とにかく簾は枚数が多いので洗うのに時間が掛かります。

干し場の棚を壊したら鳥除けの網と足場に敷いてある網を取り除きます。

暖かい春の影響で、麦がいつも以上に伸びていて、網剥がしに手間取りました。

真っ新にしたら、肥えた苗場にするために、すぐに耕運を始めます。

片付けをしながら畑作りです。まずは深く亀裂を入れて水はけを良くします。

大豆は、畑に入れたり、自家製たい肥の原料にします。破砕大豆が便利です。

青果用のサツマイモの苗場は干し芋の原料芋よりも早く準備を始めます。

たい肥、稲藁、肥料を入れて土を作り、水をたっぷり加えます。

続いて輪作麦を鋤き込みます。雨予報の数日前を狙って行います。

雨を挟んで数回耕運すると土に隠れます。苗を植える頃には緑肥になります。

進さんが4月半ばにメロン苗を植える準備をしていました。

どこの農家の庭先も自家製野菜の苗が育ってきています。稲作や干し芋のサツマイモ苗の合間に作ります。

ほしいも加工の片付けにも、畑仕事にも適した暖かい日が多く、雨も周期的にある春で、どちらの作業も順調に進んでいます。3月終わりには種芋を蔵出し、選別、4月には植え付けになります。