2019/11/01 天気は雨が、芋は小ぶりが多い、今年の収穫

台風の大雨だけでなく、畑が乾く間がないほど雨が多く、サツマイモの収穫がなかなか進まず悩ましいばかりです。
貴重な晴れでは、芋掘り、選別、収穫を日暮れまで目一杯続けます。

ぐっしょり濡れた低い畑は作業ができません。芋が腐るのが心配です。

本来なら掘り上げた芋は天日干しするのですが、それも出来ません。


今年もぎんさんは、一人で手で掘り上げています。有機農園でも芋掘り機が入らない所は手掘りです。

まだ収穫が終わっていませんが、ほしいも産地全体で不作気味です。平年並みの梅雨で、その後の夏の暑さからは予想できない大きさにしか育っていません。


元々細く育つ紅はるかは太い芋がなく、ふっくら育つ玉豊も細身です。育ちが悪いいずみに至っては、平干し芋にできない小ぶりばかりです。

畑に出れない時は、干し場の草取りです。こちらははかどっています。

ようやく大きい芋が掘り上がりました。一安心です。

育っていないと、小さい芋まで収穫したくなりますが、品質を考えて、畑に残します。

雨後にすぐに芋掘りができるように準備する方式に変えました。

不作とはいえ、10月終わりには倉庫も賑やかに。


ソバは播種からひと月足らずで開花、そして少しずつ熟していきます。

昔よりも暖かいとはいえ、ほしいも産地の10月も終盤になると朝晩かなり冷え込みます。霜が降りると芋が腐ってしまうので、そろそろ収穫を終わらせようと、各農家は急ピッチで芋掘りを進めています。