ほしいもブログ

クライマーズ・ハイ

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主人から「出張に行くから何か本ない?」と聞かれ、
家に未読の本がなかったので前から読みたくて
買ってもいいなって思える本(これが大事)を考えたら
この本になりました。
結果、主人が「一気に読んだ!」と言ったくらい、
読むタイミングとしてこの時期はピッタリでした。

横山秀夫さんの本は、
前から情景描写、心理描写ともに深くてぐいぐい引き込まれるのですが、
解説を読むと、横山さんはこの日航機事故当時、
主人公と同じ地元群馬の上尾新聞の記者だったということなので、
あの臨場感はまさに体験してきた者だけに描ける迫力だったのかと
納得しました。
物語としても、単なるドキュメンタリーではなく、
サスペンスであり、ミステリーでもある、
まさに極上の1冊でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2010年08月18日 07:53

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