ほしいもブログ

映画「レオニー」

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「イサム ノグチ」の名前は知っていても
彼のお母さんのことは何も知りませんでした。

だからこの映画の試写会の募集を見つけたとき、
とても見たいと思いました。

100年前の日本に、息子を連れてやってきて、
異国の地で言葉も話せず、親しい友人もなく、
そして愛した人は自分を裏切り、どれほど心細かったことか…。

子供を育て、自立することは並大抵の苦労ではなかったと思います。

ただひとつ信じることが出来たのは
息子「イサム」の美を感じとる才能だったのでしょう。

わずか10歳の息子に自宅の設計をさせて、
そして見事な家が完成します。

イサム ノグチは数多くの作品を残したけれど、
そのイサムは、レオニーが創りあげた最大の作品なのだと思います。

松井 久子監督の撮る映像と音楽はとても美しくて、
彼女の人生を浮き彫りにして見せてくれました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2010年11月10日 07:40

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