ほしいもブログ

自然農の籾まき

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まわりの田んぼがそろそろ田植えを行なっている頃、
自然農では籾まきをします。

まずは田んぼの一画に苗床を作るところから。
様々な春の野草が生えている田んぼの草を刈り、
落ちた草の種を取り除くように表面の土を薄く剥がします。

そのあと表面を3~5センチ程度鍬でほぐします。
ほぐした土を手で細かく平らにして
更に更に平らにします。

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そこへ籾を撒くのですが、
3センチ四方に一粒となるように一粒一粒置いていきます。

それはまるで黒い土に、蝋燭の小さな火がともるように、
だんだんと黄色の籾が増えていくのを見るのはちょっと感動です。


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籾を撒き(置き)終わったら、
篩でこまかくふるった土を籾が隠れるくらいに薄くかぶせ、
その上から
去年収穫した稲わらを細かく刻んだものか
籾殻をお布団のようにかけていき完成です。

最後は周りにモグラよけの溝を掘り、
上に鳥よけのネットを張って終了♪

苗床(なえどこ)という名の通り、
籾のお布団を作って大事に育てていきます。

【きらくな寝床】

日時: 2011年05月09日 15:59

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