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シューマンの指  奥泉 光 著 講談社

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2010年、生誕200年のメモリアルイヤーに出された本だったので、
てっきりシューマンの話だと思って読み始めたら、ミステリーでした。

その謎についても、
表題の「指」、にかかわることだと思い読み進めていたのですが、
半分くらいのところで殺人事件が起こり別の展開に…。
ラストで二転、三転するところが
シューマンの人生ともリンクしていて面白かったけど、
シューマンに関する記述は専門的で難しく、
友人の音楽家ならもっと深く読めるんだろうなー。
と思いつつ読みました。

今まではロマン派の作曲家というイメージだけでしたが、
けっこう影の部分や
曲のなかに色々な仕掛けがあることがわかって、
改めてシューマンが聴きたくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2011年07月27日 08:00

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