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「チルドレン」 伊坂 幸太郎

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「短編集のフリした長編小説」とはまさにその通り。

身近にいたらきっと大迷惑な「陣内」を主人公に、
5話の短編が書かれています。

但し、それぞれの物語はみんな違う人の視点から描かれていて、
その展開もとても面白いと思いました。

読んでいて、
子供たちに人気の「怪傑ゾロリ」のシリーズを思い出しました。

ゾロリは、いつも悪だくみをするのだけど、結局最後は人助けになる。
という話で、
この「チルドレン」の中の陣内も、
突拍子もないことをしながら、最後はめでたしめでたし♪
という展開で、
爽やかな読後感が残りました。

続編が出たらまた読みたいな。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2011年11月02日 05:58

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