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ほしいもブログ
劇団spac「オイディプス」
2ヶ月以上前からチケットをとり楽しみにしていた演劇。
古代ギリシャ悲劇の「オイディプス」を、
小野寺修二さんが演出し、spac流にするとこうなるのかぁ…。
ただのギリシャ悲劇ではないだろうと予測はしていたけれど、
とても、新鮮な驚きと感動がありました。
マイムとコンテポラリーダンスを取り入れた舞台は、
まるで映画のマトリックスを想起させ、
時にコミカルで、時にシリアスな場面展開に目が離せません。
劇場で手に入れたパンフレットの表紙には、
「本当にコワイのは自分を知らないこと。」とあり、
劇中の台詞に
「現代人は、呪術のような非科学的な事象を信じまいとして、
かえって騙されている」と、
オイディプスは古代ギリシャの人の話ではなく、
この現代社会に生きる私たちひとりひとりの姿でもあると思いました。
日時: 2011年12月01日 07:21
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