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幕末太陽傳

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1957年(昭和32年)封切りの川島雄三監督作品。
主演はフランキー堺さん。

いくつかの落語を主題にした、
幕末の品川宿にある遊郭を舞台に繰り広げられる喜劇なので、
随所に笑いの要素があって楽しい映画でした。

デジタル修復版ということで、
映像も綺麗(モノクロ映画)ですが…
実はチラシはカラーだったので、
始まるまでてっきりカラーの映画だと思いこんでいました。

艶やかな着物姿の女優さんがたくさん出るので、
カラーだったらさぞ綺麗だろうと少し残念でした。

昭和32年頃は、落語はもっと身近なものだったのだと思います。
「品川心中・居残り佐平次・三枚起請・お見立て」
などの演目は誰もが知る噺だったのでは…。

私は落語同好会に入っているのでもちろん知っていましたが、
落語を知らなければ、この映画の面白さは半減です。

南田洋子さんがとってもキュートで、
フランキー堺さんはまさに、はまり役でした。

観客が、一緒にこの時代を追体験することができる貴重な映画だと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2012年02月26日 08:57

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