ほしいもブログ

映画 のぼうの城

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娘が歴史好き&野村萬斎さんのファンなので、
前売券を買ってあり観にいって来ました。

和田 竜氏の原作「のぼうの城」は、
2009年に本屋大賞2位をとった時に読みました。
その時、石田三成率いる豊臣軍2万の兵に攻められた忍城を、
わずかの兵で守リ抜いた成田長親の人間的魅力と、
それが史実に基づいて書かれたという、壮大なストーリーに
グイグイひきつけられた記憶があります。

映画は、石田三成やその他の配役が少し思っていたイメージと違うところもありましたが、
全体的に、エンターテイメントとして楽しめる豪華な演出と俳優陣でした。
クライマックスシーンで、長親が敵兵の前で「田楽踊り」を披露する場面があり、
だから野村萬斎さんだったんだな~と、納得のハマリ役でした。

全体的によくできた楽しめる映画です。
水攻めのシーンは、震災後すぐの公開予定が延期されたように、
一年半以上たった今でもやっぱり見ると思い出してしまい辛かったです。

エンドロールで、現在の忍城周辺の様子が出てきて、
長親たちのその後の様子も語られ、
400年以上も前に生きた多くの人たちの命が、
連綿と今に引き継がれていることを最後に見せてくれたように思いました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2012年12月11日 05:58

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