ほしいもブログ

『鏡の花』 道尾 秀介

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読み始めは不思議で、第一章、第二章…と読み進むうちに、
パラレルワールドなのだと気づきました。

もし大切な家族の誰かが亡くなってしまったら、
そのあとの人生はどうなっていったか。

その後の家族の物語を違和感なく、切なく読ませていただきました。
親の目線、子どもの目線と変わりながらもそれぞれの気持ちもよくわかるし、
6つの家族の物語を関連させながら、
最後一堂に会した最終章で、きっと道尾氏が一番言いたかったこと、
「無事でいてくれさえすれば」の何気ない一言がとても深く感じました。

人生を生きている時には気づかない大切なことを、
物語として示してくれたと思います。






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【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2013年12月07日 18:34