新着記事
カテゴリー
アーカイブ
- 2013年10月
- 2013年09月
- 2013年08月
- 2013年07月
- 2013年06月
- 2013年05月
- 2013年04月
- 2013年03月
- 2013年02月
- 2013年01月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年09月
- 2012年08月
- 2012年07月
- 2012年06月
- 2012年05月
- 2012年04月
- 2012年03月
- 2012年02月
- 2012年01月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年09月
- 2011年08月
- 2011年07月
- 2011年06月
- 2011年05月
- 2011年04月
- 2011年03月
- 2011年02月
- 2011年01月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年09月
- 2010年08月
- 2010年07月
- 2010年06月
ほしいもブログ
コドモノクニ
今から90年程前の日本で、
こんなに素晴らしい児童雑誌が発行されていたなんて、
全然知りませんでした。
紙面に登場した早々たる顔ぶれに驚きました。
北原白秋、野口雨情が童謡顧問、中山晋平が音楽顧問、
編集主任は和田古江、絵画主任は岡本帰一という豪華さ。
大判、多色刷で、画用紙のような厚紙を使用した美しい紙面は、
近代日本を担う子どもたちの情操を育てることに
大いに貢献したことでしょう。
今でも愛される優れた童謡が生まれたのも、
この「コドモノクニ」の功績といえるほど。
1922年1月から1944年3月まで、
第二次大戦で紙不足となるまで287冊が刊行されたということです。
ノスタルジックな絵や色遣い、また今観ても驚くほどモダンな表現もあり、
当時の子供たちはどんなにワクワクした気持ちでこの本を読んだのか、
ページを開くと自分もまた同じ気持ちを追体験できます。
2010年から特別版として復刻されたこのシリーズ、
現在VOL5まで刊行されていて、少しづつでも揃えていきたいな~。
日時: 2012年02月12日 07:37
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:https://www.tatuma.co.jp/mt/mt-tb.cgi/2303