ほしいもブログ

舟を編む 三浦しをん 光文社

201205230.jpg


今まで、辞書というものに、これほど個性があり、
これほど多くの人の思いがこもっている。
などと考えたことがなかったので、
興味深く読み終えました。

とくに紙の「ぬめり感」というエピソードにはなるほどと思いました。

それぞれが個性豊かな登場人物でしたが、
時間経過が早くて、少し勿体無い感じがしました。
でも、三浦しをんさんは相変わらず上手。

最後にこの本の装丁の意味がわかり、
胸が熱くなりました。

辞書に対する見方がまったくかわる1冊です。

さっそく辞書を読んで紙を捲ってみたくなりました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2012年05月24日 07:27

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

名前
メールアドレス
URL
コメント
 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:https://www.tatuma.co.jp/mt/mt-tb.cgi/2523