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2014年もでらあとライブ「1月8日」

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新年第一回目は、
バストロンボーン奏者の星野舞子さんと、フルートの佐藤充一さん、
ジャズピアニストの望月美保子さんという絶対聴きたいメンバーの演奏。

まず一部のオープニングはフルートソロで『春の海』。
お正月にしか演奏しない曲なので1月のライブを逃すと聴けません。
フルーティストの赤木りえさんの編曲なんだそう。
ジャズっぽいカッコいいアレンジです。今年も聴けてよかった~♪

ピアニストの美保子さんとコンビを組んで〇十年なんだとか、
初期のころから演奏していたという
メンデルスゾーン作曲の『歌の翼に』が2曲目。
こちらもフルーティストの中川昌三(なかがわまさみ)さんの編曲。
心地よい旋律が大好きな曲です。

3曲目はスメタナ作曲『モルダウ』。
これも赤木りえさんの編曲。
日本人が大好きな旋律という紹介でしたが、
かくいう私も昔から大好きな曲のひとつです。

一部のフルートソロ最後は、
ポロディン作曲のダッタン人の踊りという曲を、
ギタリストの天野清継さんがアレンジし『アズール』というタイトルで発表した曲。
この曲もお馴染みです。

ここで星野舞子さんと交代。
星野さんが大好きな旋律ということで、
福山雅治さんの『家族になろうよ』から。
バストロンボーンの音色が優しくて深くて、福山雅治が歌う以上にいい曲に聴こえます。

スタジオジブリの名曲、久石譲さん作曲の『海の見える町』
しっとりしんみりと心に沁みます。

10月10日にオーチャードホールで行われた歌手のJUJUさんのコンサートに、
オーケストラメンバーとして参加されていた星野さんが、
それ以来毎日聴いているというJUJUさんの曲から『また明日…』

一部最後は東日本大震災の折、
世界のトップトロンボーン奏者たちが日本のためにワンフレーズづつ演奏し、
youtubeにアップしてくれたフェルヘルストの『ソング フォー ジャパン』
何回聴いても感動的な曲です。

休憩の後第二部へ、
一部のテーマが日本だったので二部は海外の縁のある曲を演奏ということで、
まずはバストロンボーンソロから、マックブルーム作曲『The Rose』。
平井賢のライブで出会った曲なんだそう。

2曲目がカーミッチェル『Gorgia on my mind』
星野さんが高校2年生の時初めてソロパートを吹いたという思い出の曲。
全国高校野球静岡県大会の開会セレモニーで二塁ベース上で吹いたんだそう。
そういうエピソードとともに演奏してくれる曲はいっそう心に沁みます。

劇団四季ミュージカル エリザベートにオーケストラとして参加されていたという
星野さんが、旋律が美しいので演奏しますとミヒャエル・クンツ『私だけに』

ブロードウェイ・ミュージカルの ウェストサイド・ストーリーよりバーンスタイン作曲『Maria』。
星野さんの演奏場所から本場のミュージカルスターたちの演技がよく見えてハマったんだそう。
すごい話です。

ここでフルートとチェンジですが、星野さんがバストロンボーンを解体して見せてくれました。
こんなに近くで演奏を見るのも初めてなので興味深かったです。

フルートのソロで『アメージング・グレイス』『Fly me to the moon』
『美女と野獣』とジャズナンバーが続きました。
思わず体もスイングしてくる心地よい音色です。
フルートソロ最後は、アンドレ・ギャニオン『小さな春』

最後にフルートとバストロンボーン一緒の演奏でアンドレ・ギャニオンの『めぐり逢い』。
アンコールに『My Favorite Things』という最高に楽しいライブでした。
星野さんは東京在住なので、すぐには無理だろうけど、
またこの三人のライブを是非やってほしいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2014年01月10日 14:10