ほしいもブログ

自生のラッキョウ

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坂の上でお米を作っている田んぼの上は、
前に住んでいた人が畑に使っていましたが、
長い間に荒れ放題になっていました。

そこを昨年暮れ、仲間が綺麗に片付けました。

土の中には抑草のためか、カーペットが何枚も埋まっていて、
綺麗にするのはかなり大変だったようです。

すっかり畑らしさを取り戻した今では、
それぞれジャガイモを植えたり、豆を植えたりしています。

その畑の横の方に、前の住民が植えていたラッキョウが野生化して生えています。

本来はこれを1本づつほぐして畑に植えると立派なラッキョウになるらしいけど、
小さいままでも美味しいからと、2株くらい掘って持ってきました。

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『食べられるまでにするのは大変』というのは覚悟の上で、
絡み合った根を1本づつほぐして根っこを切り、
ラッキョウ部分だけを残して葉っぱを落とし、
薄皮を剥いてきれいにすると、
ほんの一握りほどになってしまいました。

たったこれだけなんだけど、
この作業に2~3時間かかりました。

途中何度もやめようかと思いました。

でも、小指の爪よりも小さいラッキョウが、
自分の存在を主張するかのような芳香を放っているのを感じると、
抜いてきてしまった責任で、
やっぱり最後の1本まで有難く戴こうという気になります。

これに塩をまぶしてしばらく置き、塩ラッキョウで戴きます。
2~3日ほどたつと味が馴染みます。







追伸
4/20は「穀雨」です。二十四節気更新しました。
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干し芋のタツマ
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穀雨

【きらくな寝床】

日時: 2014年04月19日 06:29