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ほしいもブログ
「農家の嫁の事件簿」 三上亜希子著 小学館
埼玉のサラリーマン家庭に育った著者が、
岩手県の山の中、釜津田の農家に嫁いで9年目の日常を書いた
書き下ろしエッセイ♪
携帯は圏外、最寄のコンビニは片道1時間半。
(本文の途中で片道40分のところにできて便利になったとありました。)
住民の動向は瞬く間に知れ渡る恐るべきローカルネットワーク!
農作業は明確な休みがなく、ご近所付き合いや、嫁の仕事、
逃げ場のない生活に、
読んでいるだけで大変だなあとわかりますが、
それでも、豊かな自然と人との温もりのあるつながり、
そして旬の様々な山の幸に、
都会とはまた違った、豊かな生活が羨ましくも感じます。
筆者も書いていましたが、
地道な生活は、
日々を、常に新鮮に感じ続けるのは難しいもの。
それはどこで生活していようと同じ。
だからこそ、
少しでも日々の中に小さな「新鮮」を感じ続けて行きたいなと思いました。
日時: 2010年10月08日 00:51
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