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除草用機械

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宮城県で有機米を作っている及川さんは、
とても頭のいい方です。

宮城では秋に稲刈りをした後、
天日乾燥する農家さんは、棒かけをするのですが、
その棒を立てる穴を開けるのは大変です。
昨年伺った時に、田植え機を改良して
穴あけ用の機械を作った話を聞きました。

今年は、除草の機械でした。
もともと有機栽培は除草がかなり大変です。
今まで、田植え後に稲と稲の間だけ草が取れる機械がありました。
それを、稲の植わっているところも除草できる
揺動除草機と組み合わせた機械が手作りされていました。

田植え後、しばらくすると稲の根が4~5㎝になり、
遅れて生えてくる雑草の根は3cm以下なので、
その機械で稲の上をひっかける鍵のようなもので
揺らしながら通ると、
みごとに雑草だけが抜けるという仕組みだそうです。

その機械を農業機械メーカーで作ると何百万もするらしいのですが、
及川さんはホームセンターで部品を買ってきて手作りしたので、
数万円でできたそうです。
素人の私が見ても、
たいしたものだと思いました。

他にも農薬を使わずに雑草対策する方法も色々実験されていて、
参考になるお話がたくさん聞けました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2010年10月09日 00:01

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