ほしいもブログ

糊漆とサビ漆

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何年か前、静岡で震度5強の地震があった時に割れてしまった器たち。
捨てられなくてそのままとっておいたものを、
せっかく漆塗の同好会に入ったので何とかできないものかと、
仲間に継ぎの仕方を教わって自己流ながらやってみました。

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まずは糊漆を作ります。
上新粉と水を混ぜて火にかけよ~く練ります。

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だんだんと糊状になってきました。

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出来上がった糊と生漆を1:1の割合で混ぜて糊漆を作ります。

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練っているとチョコレートをテンパリングしているみたいな気分になります。

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割れたところに糊漆を塗り、貼り合わせます。
はみ出たところはは拭き取るけど、
あんまりゴシゴシはできないので恐々です。

淵がかけているところは糊漆でなくサビ漆で盛ります。

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サビ漆は、砥粉と生漆を3:1くらいの割合で混ぜ、
鼻くそ(言い方悪いけどそう教わったので)くらいの固さにするんだそう。

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糊漆で貼るよりサビ漆を盛る方が大変で、中々うまくできません。
何とか貼り付けて乾くのを待ちます。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2014年04月10日 07:32