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ほしいもブログ
平干し芋三種セット
干し芋に種類があることは最近だんだんと知られてきました。
その代表的な品種「玉豊」「いずみ」「玉乙女」
3種類×1袋づつのセットです。
干し芋を毎日見ている私たちでも、
三種類を一度に食べ比べることはなかなかできません。
品種が違うと甘さも味わいも違うことを是非知ってほしいから、
そして自分好みの干し芋をみつけてほしいから、
そんな意味を込めて、
この平干し芋3種セットをお勧めします。
干し芋のタツマのぐるなび市場店のオープン記念のみで販売している
全国送料無料のお得な干し芋セットです。
山芋のサラダ♪
先日マクロビオティックの教室で「むくみ改善」の講義を受けてから、
好んでよく食べるようになった長芋。
本当は自然薯がいいんだろうけど、
中々手に入らないので長芋を使っています。
今日のは7月に習った「長芋とみょうがのジンジャードレッシングサラダ」
時期的にみょうがはなかったので、
長芋ときゅうり、トマト、サラダ用ミックス海草、
そしてバジルで作ってみました。
ドレッシングは、
おろししょうが・粒マスタード・塩・オリーブ油のみ。
カフェ風のおしゃれなサラダで、
むくみ改善の一石二鳥です。
映画 愛を読むひと
この作品は、ずっと原作「朗読者」を読みたいと思っていて、
中々その機会に恵まれなかったので先に映画で観ることにしました。
究極のラブストーリーという捉え方もあるけれど、
人生や価値観について考えさせるテーマでもあると思いました。
他人から見たらそれほどのことと思えなくても、
本人にとっては命と引き換えにしても守りたいものがある彼女。
そして、愛する人の命よりもそのプライドを守ることを選択した彼。
その愛は、あらたな状況変化の時、
はた目には、やっと幸せを手に入れられるのだと思えても、
あえてそれを選ばなかった彼女の心。
私にはあまり共感できなかったけれど、
そうすることによって
本当に自分たちの愛を完成させたのかもしれない。
と、観終わったあとに感じました。
映画 「カポーティ」
映画は好きです。
でも最近は派手なハリウッド超大作みたいな映画より、
実話に基づいた作品、ドキュメンタリーのようなのが好き。
この「カポーティ」は、
アメリカの作家トルーマン・カポーティの、
自身最高傑作と言われる「冷血」執筆にまつわる何年間かの物語。
農場主一家4人惨殺事件を題材にした新作の執筆のための取材を通して、
容疑者の一人と深く交流し、
生い立ちが似ていることから、お互いに理解し合いながら、
一方で彼の延命を願い、
もう一方で作品完成のために彼の処刑を願う、
そんな相反する二重人格的な屈折した人物像を、
「たぶん本人そっくりなんだろうな…」
と思えるほど熱演していたのが主演の「フィリップ・シーモア・ホフマン」
この演技で第63回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞しています。
「冷血」を書き終えた後、カポーティは
あらたな小説を書くことは無かったと…。
そのくらいこの6年あまりの体験は彼自身の人生をも変えたのでしょう。
観たかったドラマ。
今年のお正月にwowowで放送された「コヨーテ、海へ」
全編に佐野元春の楽曲を使用したロードムービーで、
堤 幸彦監督が、ビート・ジェネレーションにオマージュを捧げた
オリジナル脚本を映像化したもの。
ということで絶対観たいと思っていました。
でも我が家ではwowow契約していないから残念…。
と思っていたらTUTAYAでレンタル出来ました♪
観るまでは『ビート・ジェネレーション』についての知識は限りなくゼロでしたが、
ビートについての丁寧な説明と重要な場所を辿る旅が
父と息子の物語の進行とともに描かれていてよくわかりました。
若い頃の夢を手に入れた者と、手放した者。
それによって手にした物と、失った物。
分かり合うためにはお互い努力が必要なこと、
なによりも自分の心を解放し昇華出来た時、
人は自分の人生を本当に生きたと言えるのかもしれない。
この映画を観て、
今まで知らなかった佐野元春の音楽の根底に流れるものについて、
少し理解できたような気がします。
今月のもでらあとライブ♪
高校の同級生のフルーティスト「佐藤 充一」くんが
毎月出演する清水の老舗ライブハウス『もでらあと』
毎回いろんなゲストが来て楽しい競演をしてくれます。
今月はフルート二本とピアノ。
深まる秋の夜をしっとりと過ごす予定が今年は残暑が厳しくて…。
それでも秋はクラシックが聴きたくなります。
特にフルート二本以上のときは絶対ドップラーが聴きたい♪
ということで期待通りにドップラーが二曲。
おそらく一番有名な「アンダンテとロンド」
そして、「リゴレット・ファンタジー」
今夜はこの二曲が聴けただけでも充分♪
だったけど、
他にも、パリ音楽院の課題曲や日本の歌「赤い靴」など、
聴き応えあるアカデミックな曲がたくさん。
そして今年のテーマソングともいえるべき
村松崇継さんが作曲した「EARTH」
いろんな人の伴奏で聴いたけど、
やっぱり星野さんのピアノはキラキラしてるなぁ♪
フルートの川島裕子さん、
ピアノの星野めぐみさんという美女二人の出演で
目の保養にもなりました♪
※もでらあとライブは毎月第2~第4水曜がクラシックライブ。
佐藤充一さん出演は第2水曜です。
清水区新緑町6-28 054-335-3234 萬芸能処 クワイエット・ハウス
むくみ改善の食事
最近夏の疲れが残っているのか「むくみ」が気になります。
そこへマクロビオティックの教室で、
タイムリーな「むくみ」改善のワークショップが開催され受講してきました。
まず、「むくみ」というのは陰性過多な状態で、
体の中の水分の循環と利用が円滑に行なわれないと
「むくみ」となって現れるそう。
「むくみ」のタイプを知って早期対応をということで、
局所性(よくおこる、顔や足など)
全身性(心臓や肝臓、腎臓の障害)
突発性(原因の特定は困難。病気の前兆)
の3タイプ、怖いのは最後の突発性のむくみだそうです。
マクロビオティックでは、
これらを食事を通して改善していきます。
まず食事の指針としては、
○過食を避け、極力小食にする。
○よく咀嚼する(一口50回)
○水分を控える。
○油脂を避ける。
○極陰性食品を避ける。など…。
むくみによく効く食べ物は、
胡麻・自然薯・はと麦・小豆など
やっぱり「小豆かぼちゃ」はいいみたい!
講義の後に出された食事は、
「とろろのポタージュ」
「野菜チヂミ」
「胡麻風味の南瓜と水菜のサラダ」
「フルーツと三年番茶のシロップゼリー」
むくみ改善によい食材を使って、
美味しくおしゃれなメニューでした。
和食のランチ♪
久しぶりに友人と和食のランチに行きました。
今まで知らなかったけど、
もう10年以上前から、友人の家の近くにあった割烹みたい。
毎日限定10食のみの季節の料理。
やっぱり外食は家で作れないものが食べたいから、
ここのお料理はまさにそう。
小さいザルには、季節のお料理がいろいろ、
銀杏を平たくしておせんべいのように揚げたもの。
いなごの佃煮。
サツマイモや里芋など、秋の味覚が彩りよく盛り付けられていました。
鰹のたたきと、冬瓜と鶏肉のトマト煮。
野菜のゼリー寄せ。
山菜の「みず」が入った赤だし。
ごはんと香の物。
水菓子は地元産の葡萄を食べやすく皮に切れ目を入れてありました。
またもう一度行きたい、と思える貴重なお店です。
割烹 林 : 静岡市葵区瀬名 (054)265-8888 日曜定休
追伸
昨日は「立秋」でした。二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「立秋」の直接ページはこちら
立秋
今月のマクロビオティック♪
今月のメニューはカレー。
マクロビオティックでは、カレーは暑い時期しか食べません。
香辛料は暑い国で作られるもの、
身体を冷やす働きがある陰性の食べ物だから。
調理もなるべく火を通す時間を短くします。
香辛料は、ターメリック・コリアンダー・チリペッパーの三種類。
材料は、玉葱、茄子、ピーマン、トマト、しめじ。
思い立ったらすぐに作れそうなところが嬉しいです。
ジャガイモ、きゅうり、玉葱、りんご、とうもろこし、海草のサラダ。
冬瓜とおくらの豆乳スープ。
人参と木耳も入って優しい味でした。
そしてデザートはフルーツ汁粉。
練り餡を水で薄めてラム酒を混ぜ、
季節の果物とミューズリーをのせていただきます。
簡単だけど、なかなかの味でした。
つくる生活展+アフリカ料理
キャトルエピス 静岡店で、9月17日~19日の三日間、
こばやしゆうさんの「つくる生活展+アフリカ料理」がありました。
ゆうさんとは、中野和馬さんの工房で一度お会いしました。
御前崎の海岸での生活を「つくる生活」という本に綴っているのを読み、
実際にゆうさんの作る作品をどうしても見たくなり会場を訪れました。
キャトルエピス 静岡店は、タツマの本社がある清水区の住宅街にあって、
不似合いな程おしゃれなケーキ屋さんでした。
店内も、そしてケーキの並ぶショーケースも木をふんだんに使い
ナチュラルな雰囲気が、ゆうさんの作り出す世界とよく調和していました。
もう一つのお楽しみはアフリカが大好きなゆうさん直伝の
アフリカ料理が食べられること。
こちらは静岡市葵区のカフェ カプーさんの調理でした。
二種類あったので両方にチャレンジ!
こちらは「ゴンボソース&クスクスカメルーン」
オクラ・モロヘイヤ・玉葱を塩とゴマでシンプルに味付けし、
里芋を原料にしたお餅のような食感のクスクスと一緒に食べるもの。
こちらは「アフリカンベジタブルマフェ&クスクス」
豆と野菜のトマト煮込みをピーナッツバターでコクを出し、
クスクスにかけたもの。
どちらも初めて食べる味でしたがベジタブル料理なので気に入りました。
両方食べ比べてこっちが好みでした♪
ゆうさん手作りの、土の感触がとっても優しいカップを一つ買いました。
イチジクのタルト♪
先週の土曜日は久しぶりの木楽名会。
8月は会場の予約がとれなくて一ヶ月お休みでした。
だから久しぶりににみんなで集まり、
それぞれの作業と、8月の旅行や山登りの写真を見せてもらい、
話に花が咲きました。
お茶の時にはいつも色々なお菓子を焼いてきてくれる
メンバーがいます。
今回のお菓子は、
「イチジクが全然甘くなかったからタルトしてみたの」と、
見るとタルト生地の上に
イチジクが贅沢に敷きつめられていました。
イチジクの香りと食感が楽しめる絶品のタルト♪
動物性食品を何も使わず、
こんなに美味しいお菓子をいつも作ってくれるありがたいメンバーです。
東北限定どん兵衛
出張や旅行で県外に出かけるとき、
地元のスーパーに寄るのが好きです。
その地方によって品揃えが違ったり、
見たことのない魚や、珍しい野菜がおいてあったりするのが楽しいから♪
この「どん兵衛 東北限定バージョン」も、
宮城に行ったときスーパーで見つけました。
芋煮うどんで東北らしい、しかも芋30%増量で1個128円。
「お土産にもいい♪」と5個も買いました。
そもそも芋煮自体を食べたことがありません、
どんな味かな~とわくわくしながら食べてみると…。
やっぱりカップ麺にそれほど期待しちゃ駄目だった…(涙)
芋煮のことを調べたら、
県によって味付けや作り方は色々で、
共通するのは里芋を入れること。
お肉は、牛肉だったり、鶏肉だったり、豚肉だったり、
味付けは、醤油味か、味噌味で…。
このどん兵衛は、牛肉をつかった醤油味の芋煮がベースでした。
今度東北に行ったら、
是非とも本物の芋煮を食べてみたいな。
回転寿司「すし之介」
少し前に姉から「沼津にとっても美味しいお寿司屋さんがある」
と聞きました。
それも回転寿司なのに、
ネタが酢めしの上からこぼれるくらいのっているというのです。
回転寿司は家の近くに何軒もありますが、
「美味しかった」と思ったことは一度もありません。
回転寿司ということでちょっと不安はありましたが、
ちょうど近くを通るので寄ってみました。
平日の夕方の早い時間だったので、
お客さんは私たち夫婦以外は一組だけ。
遅れて親子連れが一組入りましたが、
見るとお寿司が回るレーンの上にはお寿司が一つものっていません。
板さんが「何でも注文してから握りますよ」
と言ってくれたので、気になるネタを次々頼みました。
「注文して握る」そう回転寿司じゃなくて普通にお寿司屋さんです。
でも金額は回転寿司のようにお皿の色で決まっています。
どのネタも美味しかったけど、
本マグロの赤身・中トロ・大トロが一貫ずつのった三点盛りは安くて美味しかった♪
ウニも、生しらすも、いくらも、みんなこぼれるほどのっていました。
「こぼれ寿司」っていうみたい。
お腹いっぱい食べられて満足満足♪
蔓かご作り
静岡市西部生涯学習センター主催の講座、
「四季折々の自然を楽しむ暮らし」最終回は
蔓で編むかご作りでした。
講師の方が今月上旬に山で採ってきてくださった葛の蔓で、
かごを作りました。
古代エジプトの象形文字にも蔓で編んだかごを表すものがあったり、
青森の三内丸山遺跡で、編んだポシェットが出土したりと、
古くから人は、蔓を編んで入れ物を作ってきたようです。
私は以前エコクラフトという、
紙バンドを編んでかごを作る手芸にはまったことがあり、
始める前はちょっと自信がありました。
ところが、自然の蔓は堅くてあちらこちら曲がっているし、
全然思うように編めませんでした。
本当なら平たいかごを編んでみたかったのに、
気がつくとこんなに細長い鳥の巣のようなかごになっていました。
自然のものは難しいと実感しました。
でも楽しかったので今度は自分で蔓を採ってきて、
次こそ平たいかごを編みたいな♪
中野 和馬さん回顧展~陶の可能性を求めて~
2009年に43歳の若さで急逝された、
島田氏出身の陶芸家「中野 和馬さん」の回顧展が、
9月10日~10月16日まで、島田市博物館分館にて開かれています。
まだまだ日中は残暑が残る9月11日、この回顧展を訪れました。
島田市博物館分館は、古い日本家屋です。
普段は、やはり静岡出身の版画家「海野光弘さん」の作品が展示されています。
海野さんの作品は、日本の農村風景が多くとても郷愁を感じ、
この日本家屋にぴったりです。
その古い畳の部屋と中庭に、
和馬さんの、初期から亡くなる直前までの作品が50点ほど展示されていました。
スタッフの方のお話では、
殆どが販売された個人蔵のものなので、
今回を逃せば、一度にこれだけを観ることはもうできないということでした。
和馬さんの在りし日の作陶姿や、
絵付けまで施され焼かれずに残った作品も飾られています。
今ではたった一枚手元に残った和馬さんのお皿、
割れてしまうのが怖くて、使うことが出来なくなりました。
奇しくも、海野光弘さんも40歳の若さで亡くなられ、
お二人が生み出す作品を永遠に観ることができないのが本当に悲しくて、
才能が惜しまれます。
音楽のおくりもの
東日本大震災から半年。
もう半年なのか、まだ半年なのか…。
現地の様子はテレビの画面を通してしか知ることはできませんが、
まだまだ復興に時間がかかるということだけはわかります。
私たちにできることは東北を応援するのはもちろん
被災者の方のことを忘れずに、
心を寄り添って生きることだと思います。
同級生が出演するチャリティコンサートを、
同級生数人で聴きにいってきました。
静岡室内歌劇場チャリティコンサート「音楽のおくりもの」
と題されたコンサートは、オペラの中の曲を中心に
素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
人間の声はこんなにも大きく、美しく、そして響きあうものなんだと、
あらためて感動しました。
普段はあまりなじみの無い、
オペラの一場面の曲をユーモラスに演じながらの歌や、
静岡男性合唱団のおじ様たちの渋い歌声など、
ほんとうに楽しいコンサートでした。
ささやかながらチャリティにも協力でき、
こういう機会を作ってくれた友人に感謝です。
油麩丼
油麩とは、宮城県北部の登米地方に昔から伝わる食材で、
小麦粉のたんぱく質成分のグルテンを、
油で揚げて作ったあげ麩です。
長さが25~26cm、直径が5cmぐらいの、
フランスパンのような形をしています。
この油麩を登米の及川さんからお土産に戴きました。
さっそく油麩丼にしてお昼のお弁当に♪
今では一年中販売されているようですが、
昔は夏の食材で夏に一番売れるようです。
戴いたのは油麩丼セットと油麩だったので、
さっそくまずはセットの方で作り方と味付けを確かめてみました。
丼の材料は、油麩・玉葱・長葱・卵・紅しょうがだけと、
気軽に作れます。
もともとお麩は大好きなのでこれはしばらくハマりそう♪
及川さん、ご馳走様でした。
花緑の夢空間(第9回)
静岡市の駿府公園内紅葉山庭園茶室で、
柳家花緑 師匠の独演会がありました。
これは、毎年静岡市が主催する事業で、
申し込みが殺到するイベントです。
昨年は友人が当ててお相伴させてもらったのですが、
今年は自力で当たりました。
茶室で聴く落語は、マイクを通さない生声で聴衆は80人ほど、
合間には虫の声が聞こえる風流な落語会です。
振込した順番に席が決まるのですが、
今回は18.19番目の前から3列目。
すぐ目の前で花緑師匠の落語が臨場感たっぷりに聴けました。
演目は「明烏」と「火焔太鼓」
前座の花どんが「まんじゅうこわい」。
それはまさに「話芸」というに相応しい
内容の濃い二時間でした。
落語会の前には、呈茶のサービスもあり、
本山茶「松の緑」と「姫菊」の練り切り和菓子を戴きました。
有機栽培の田んぼ視察(パート2)
宮城県に続いて山形県東置賜郡川西町に行ってきました。
ここは明治時代この地を訪れたイギリス人の旅行家イザベラ・バードが、
「アジアの桃源郷」と表現したほど今でも自然豊かな土地です。
この地で有機栽培と減農薬で稲作を行なう農家さんを束ねている、
置賜産直センターの平田さんは、研究熱心な篤農家です。
平田さんからは、有機農業についてのお話や、
農政、長砂農園の有機栽培の相談など、
お米については本当に博識な方なのでたくさんの興味深いお話が聞けます。
毎回田んぼをみせていただくのですが、
今年初めて気がついたのは、
田んぼに水を引く場所がビオトープになっていること。
有機でお米を栽培するためには必要なことだそうです。
川西町で作っているお米の中で、今年タツマが仕入れするのが、
はえぬき・ひとめぼれ・つや姫です。
写真はつや姫、昨年かなり話題にもなったお米です。
今年の出来はこちらも上々のよう♪
きっと美味しい新米が食べられます。
有機栽培の田んぼ視察(パート1)
宮城県登米市に及川さんご夫婦が営む「有機農園ファーミン」があります。
台風12号の影響がまだ残る9月4日、
この農園を訪ねてきました。
震災以来初めて会うので、
そのときの状況と近況を聞きました。
幸いにも及川さんの自宅、農園ともに被害は最小限だったようですが、
ライフラインが復旧するまでの生活はかなり苦労されたことでしょう。
この登米市のすぐ隣町は「南三陸町」。
及川さんもボランティアで何度か行ったそうですが、
「街全体が何も無くなってしまった」状態だそうです。
被災地の方々は被害の大小に関係なく、
お元気そうに見えても、
精神的にキツイことがまだまだたくさんあると感じました。
そして何より心配で、話の核となったのが、
福島原子力発電所事故の影響です。
及川さんは本当に志の高い生産者です。
「環境も人も未来も守る」という強い思いで就農されているので
「汚染されたお米は絶対に出したくない」
と話していました。
土壌検査も独自に早い段階で行なっていて、
放射能対策もかなりされていました。
具体的には
田んぼにカリウム(パームアッシュ)を入れて
セシウムを吸い上げないようにする。
カルシウム(牡蠣がら石灰)を入れてストロンチウムを吸わないようにする。
など、
まだ収穫前なので米の検査はまだでしたが、
幸いにも稲体の検査では放射性物質は殆ど検出されませんでした。
宮城県全体の調査でも、
土壌や早場米など、いずれも問題ない数値だったので
流通はされるでしょうが、
何よりも風評被害が心配です。
一番上の写真は、ひとめぼれの田んぼです。
だんだんと穂がたれてきています。
今年は作柄がよく食味のよいお米が実りそうです。
登米市は、環境保全に努めていて、
及川さんの田んぼの近くには、
ラムサール条約により保護されている伊豆沼、内沼があり、
渡り鳥の越冬地となっています。
田んぼにも小鷺など、鳥がたくさんいました。
しっかりと放射能検査をして問題がないとわかったら、
「敬遠しないで、東北のお米をいつもどおり食べて欲しい」
と強く思いました。
茨城あきたこまち
稲刈り直前の「あきたこまち」の田んぼを見てきました。
この農家さんは、
土に宮崎の鉱石を混ぜていて
天然のミネラル分豊富な土作りと粗植(そしょく)で、
病害虫に強く、分けつの多いたくましい稲を育てています。
今年は震災の影響で、
指定された県のお米は放射能検査を受け、
すべて基準値以下のものしか流通しない仕組みとなっています。
ひたちなか市のお米は、
幸い本調査でも放射性物質は不検出となり、
無事に出荷されることとなり一安心です。
今年は、お米もサツマイモも作柄はよさそうなので、
本来なら美味しい新米をみんなで喜んでいいこの時期、
素直に喜べないのは寂しい限りです。
写真は「ひたち海浜鉄道湊線」!
震災後、復旧までかなりの時間がかかりましたが、
こうして黄金色に実った田んぼの中を
元気に走っている姿を見かけることができ、
なんだかとっても嬉しい気持ちになりました。
今年のサツマイモ畑
昨年は、猛暑に加えて雨が極端に少ない夏でした。
そのため、サツマイモ畑の葉はしおれてしまい、
サツマイモの出来もかなり悪い作柄となりました。
それに比べて、
今年はサツマイモにとっては丁度よいくらいの暑さの夏でした。
そして雨もよく降りました。
畑を見てまわると、
いつもよりも元気いっぱいの様子です。
仕入れ担当も「今年はかなりいい出来になりそう!」
と言っています。
と、ここまでは近隣の農家さんの一般の畑です。
上のこんもりと葉が茂った畑とは
かなり違う様相を見せているのが有機の畑です。
長砂農園の畑はすべて有機栽培でサツマイモを作っているので、
今年は草取りが間に合わずに、
雑草にやられてしまった畑もあります。
虫に食われた葉っぱも目立ちます。
収穫してみなければわかりませんが、
来年にむけてまだまだ課題が多い年となりそうです。
追伸
昨日は「白露」でした。干し芋産地も残暑ながら秋の気配があります。
二十四節気更新しました。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
二十四節気「白露」の直接ページはこちら
白露
秋の新商品(第三弾)
秋の新商品最後は「ご長寿干し芋」です。
毎年敬老の日用に、
昔懐かしい、まっ白い粉がふいた干し芋をお勧めしています。
干し芋発祥の地静岡では、
今でも「干し芋は白い粉がふいたのが好き♪」
という方が大勢いらっしゃいます。
干し芋の白い粉は、
サツマイモの糖分が表面に浮き出たものなので、
口に入れた瞬間に甘さを感じます。
茨城では白くなった干し芋はあまり人気がないので、
わざわざ高めの温度帯で冷凍保管し粉をふかせます。
そして、仕入れ担当が産地の農家さんを回っている時、
農家のおじいちゃん、おばあちゃんが、
干し芋を手で小さくちぎって食べているのを見て、
お年寄りにも食べやすく細切りにすることを思いついたそうです。
お子様用干し芋、ワンちゃん干し芋、ご長寿干し芋、
この秋の新商品、細切りラインナップです。
秋の新商品(第二弾)
お子様干し芋に続いて登場したのが、
「ワンちゃん干し芋」です。
前からわんこは干し芋が大好きというのは知っていたのですが、
ペットショップさんからのご注文も入ってくるので、
本格的にワンちゃん専用の商品を作りました。
商品化するときにはねられた、
ちょっと硬い干し芋だから、
もちろん人間も食べられる安心なもの。
商品名は、ワンちゃん干し芋レギュラーと言います。
100gで315円です。
そして、なんとスペシャルな無農薬干し芋で作ったワンちゃん用も!
そのままのレギュラーは100g。
それを食べやすく細切りにしたもの80g。
そして超硬い干し芋ばかりを集めた(訓練用)120g
とこちらは三種類あって、
どれでも、各420円です。
大事なペットは家族と同じ大切な存在です。
ワンちゃんにも安心な健康おやつを是非どうぞ!
ラベルの絵は、
恥ずかしながら私が一生懸命描きました(汗)
追伸
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
ワンちゃん干し芋の直接ページはこちら
ワンちゃん干し芋(レギュラー)
ワンちゃん干し芋(無農薬3種)
秋の新商品(第一弾)
タツマからこの秋の新商品!
その第一弾は「お子様干し芋」です。
無農薬の柔らかい平干し芋を細切りにカットした、
食べやすい干し芋です。
小さなお子様に食べてもらいたいから、
安心の無農薬干し芋♪
長砂農園で自分たちが草取りをして育てたサツマイモを原料に作っています。
ラベルの写真は、
タツマ社長の孫「ほのかちゃん」
さすが、干し芋屋の孫だけあって干し芋が大好き♪
毎日食べてるそうです。
ほのかちゃんみたいに、
干し芋が大好きなお子さんが日本中に増えたら嬉しいな♪
追伸
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
お子様ほしいもの直接ページはこちら
お子様ほしいも
懐かしいおやつ♪
普段は忘れているけど、
時々懐かしくて食べたくなるおやつ「8の字」
静岡駅南口の近くにある、カクゼン桑名屋というお店で売ってます。
まあ、簡単に言ってしまえば8の字をかたどったクッキーみたいなもん♪
小麦粉・砂糖・玉子・油脂と、
最近はトレハロースなるものが入ったけど、それだけのもの。
流行のお菓子みたいにすごーく美味しいという訳でもないけど、
食べると何故かなつかしい。
意外とさくっとして後を引くのです。
駅にお客様を迎えに行ったとき、
大雨で電車が遅れて、
待ち時間があったので久しぶりに寄ってみました。
最近ではココア味や、抹茶味、全粒粉のものもあって少しびっくり!
でもやっぱり昔ながらの味がいいな~。
買って帰ったら姉もやっぱり喜んでました♪
猫の手ベーグル♪
最近ちょっと凝っている「エルクアトロギャッツ」というベーグル屋さん。
ここは、サイトも綺麗で、
猫グッズや、猫の写真なども載っていて楽しいのです。
何よりベーグルが、国産小麦とてんさい糖を使って、
こだわって作っていて美味しいのです。
そこから訳ありベーグルセットというのを取ったら、
一つだけジャンボサイズの猫の手ベーグルが入ってました♪
味はいたってシンプルなプレーン味。
「サンドイッチにもいい!」
と書いてあったけど、これをサンドイッチにしたら大変でしょう…。
ということで普通に焼いて、
イチジクのジャムやバジルソースで食べたら美味しかった♪
なによりこの形がいいですよね~。
娘にもウケました。
一足先に収穫♪
父親が趣味でやっている畑で、
一足お先にサツマイモが収穫されました。
これは、茨城の長砂農園で作った紅東の苗を
静岡の畑で育てたサツマイモ!
やっぱり干し芋用のサツマイモより、
小ぶりで、皮も紅色で綺麗♪
(玉乙女は同じように紅色の皮ですが…)
さっそく、サツマイモご飯にして楽しみました。
秋の味覚第一弾です。
今月のおまけ干し芋♪
産地で、切甲(せっこう)と呼ばれている干し芋があります。
さつまいもを丸ごと蒸かして、
突き台というピアノ線を張った道具でスライスする時に、
さつまいもの両端の小さい部分、
スダレに並べるときにやわらか過ぎて身切れしてしまった干し芋。
そんなこまかい干し芋を「切甲」と呼んでいます。
小さいだけで味はまったく同じ。
それどころか、
お日様に充分あたっているから余計に美味しい。
身切れしてしまうほど、やわらかな干し芋。
でもお値段はお得♪
そんなわけで、いつも干し芋生産最盛期にしか仕入れられない、
そして、発売するとすぐに売り切れる人気の干し芋です。
そんな切甲を、今月のおまけ干し芋のために
わざわざとっておいたみたいです。
仕入れ担当、中々やりますね♪
いつもとは違う小さめの可愛らしい切甲干し芋を、
たっぷりの量でお届けします。
追伸
9月の定期干し芋を今日出荷します。
今月のおまけ干し芋はこれです。
ご興味がある方は、干し芋のタツマのトップページからどうぞ。
干し芋のタツマ
キャンドルナイト・シネマ
静岡県長泉町のクレマチスの丘にある、
ヴァンジ彫刻庭園美術館で8月27日(土)に
キャンドルナイト・シネマがありました。
ヴァンジ彫刻庭園美術館は、
イタリアの現代具象彫刻家「ジュリアーノ・ヴァンジ」氏の
世界唯一の個人美術館です。
ここを訪れるまではヴァンジ氏の作品もお名前も知らなかったのですが、
人間の内面を深く表現した彫刻の数々が、
芝生庭園や、屋内外に展示され、
キャンドルの明かりに浮かび上がる様はとても見事でした。
映画は、前から観たかった「ハーブ&ドロシー」。
審美眼を持ったアメリカの夫婦が、
自分たちのお給料で買える範囲、
そして持ち帰り、部屋に飾れる大きさの物という条件を満たした
現代アーティストの作品を5000点以上コレクションしたという、
実話のドキュメンタリー映画。
美術館のロビーで、
アート作品に囲まれて鑑賞できるのはなんとも贅沢でした。
そして、このご夫婦の作品を選ぶ基準が、
何よりも「好きかどうか」ということ。
まさにアートに捧げたお二人の人生が、
とても豊かで幸せそうに感じました。