ほしいもブログ

東北出張

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毎年この時期は東北のお米農家さんを訪ねます。
今年も宮城の『有機農園ファーミン』の及川さんに会いに行ってきました。

途中の田んぼは、見わたす限りの黄金色で稲刈りを待つばかりです。

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及川さんは科学肥料も農薬も使わない有機の田んぼで、
ササニシキ、ひとめぼれ、たきたて、ササシグレ、つや姫、黒米、インディカ米など、
沢山の品種を作っています。

ササニシキは宮城県を代表する美味しいお米ですが、
同じ田んぼでも登熟に差がある晩稲なので、
栽培と稲刈りのタイミングが難しい稲です。
及川さんはすべての稲を天日干しにするので、
稲刈りした後も茎の養分を吸って、
ゆっくりと熟していく理想的な仕上げです。

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せっかく有機で土づくりをしても稲が土の養分を吸ってくれなければ美味しいお米は育ちません。
EMぼかし菌を使って稲の活性化をはかります。
今年はEM研究所と共同で、
稲の生育を邪魔する雑草を抑えるためにEMぼかしを使った実験も行い、
みごとに草が抑えられた田んぼを見せてもらいました。

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たきたてのおいしさがいつまでも味わえるようにと、
名づけられた『たきたて』は、
平成13年に宮城県古川農業試験場でうまれた『低アミロース米』の新しい品種です。
低アミロース米というのは、ミルキークイーンに代表される、
モチモチとした食感で、粘りが強く、冷めても硬くなりにくいお米です。

ためしに奥様が籾を剥いてくれた「たきたて」
もう真ん丸に大きくなっていました。
食べてみると、まだやわらかいけど甘さが感じられました。

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帰り際、近くの養鶏場からもらった有精卵をあたためて孵したというヒヨコを見せてもらいました。
子どもさんの夏休みの自由研究だったようです。
ピヨピヨと元気な鳴き声でとっても可愛かったです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2014年09月15日 17:15