ほしいもブログ

自然農の田んぼ 収穫祭&共同稲刈り

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11月の最終日曜日に、田んぼの会の収穫祭と、
共同の田んぼに植えた黒米の稲刈りを行いました。

一足先に稲刈りをした我が家の稲(写真)も、
いい感じに乾いていました。

稲架がけの途中に大雨と大風が吹き、
仲間の稲架が2本倒れてしまったと聞きましたが、
何とか無事に持ちこたえてくれてよかったです。


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黒米は、未だに青々とした穂が多く、
実入りもあまりよくなさそうでしたが、
もう稲刈りをしなくては霜がおりてしまいます。

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有志6名で午前中2時間半かけてようやく稲刈りが終了。
ここで作業を一旦中断して、
昼食を兼ねての一品持ち寄り収穫祭を行いました。

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午後からは、
刈り取った稲を3束づつに重ねて、
昨年収穫した稲わら三本で縛ります。

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縛り終わった稲束は、
左右に2束と一束を変え、交互に稲架にかけていきます。
縛った稲わらの端の上に次をのせていくと安定します。


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稲の束がたくさんあったので、
稲架も三段と立派な姿となりました。

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黒米の稲架掛けが終了したところで、
我が家の稲の脱穀を行いました。
昨年の穂は実入りがよくて脱穀も楽でしたが、
今年はなかなか脱粒しないので大変でした。
こういう籾はおそらくシイナ(皮ばかりで実らない米)でしょう。

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脱穀の後は唐蓑(とうみ)にかけて、
ゴミをとばします。
4~5回通して何とか籾摺りできるくらいになりました。

籾米の重さを量ったら5.66kgでした。
去年は、玄米で10.5kgあったのでかなりの減収。
この原因は、秋の長雨のようです。


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ギター演奏が得意な仲間が歌を披露。
選曲がニールヤングと渋いです。
篠笛の演奏もありました。
収穫祭にふさわしかったです。

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一品持ち寄りのメニューは、
玄米ご飯の塩むすび、ヒエのコロッケ、里芋の煮つけ、ワカメの炒め物。
衣かつぎ、蕪の千枚漬け、きのこ汁、サツマイモの茶巾、人参芋の焼き芋、
黒米餅とお汁粉などなど…

美味しくてお腹がいっぱいになりました。

【きらくな寝床】

日時: 2015年12月02日 10:52