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ほしいもブログ
長嶋茂雄最後の日 鷲田 康 著 文藝春秋
運転しながら聞いていたラジオ。
書評のコーナーのようなところで今月のお勧めとして紹介され、
聞いているうちに読んでみたくなりました。
伝説のセリフ「我が巨人軍は永遠に不滅です。」の言葉とシーンは有名ですが、
その日、中日との最終戦がダブルヘッダーであったこと。
第一試合と第二試合の間に、
長嶋さんがグラウンドを一周してファンに直接お別れの挨拶をすることにこだわったことなど、
実際に長嶋氏が引退を決意し、
その最後の日に向かってどのように周りが動いていったのか、
詳しい状況が克明に記録されていて興味深かったです。
長嶋茂雄という人は、常にファンのためにということだけを考え続けた、
天才という言葉だけで片付けられない、
努力し続ける強い精神力を持ち、運と人を味方にすることができる
本当のスターだったのだなぁと感じました。
日時: 2014年11月30日 18:22