ほしいもブログ

娘のおごり

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娘が初ボーナスをもらった記念に夫婦で招待してもらいました。
麻布十番のスペイン料理レストラン、「ZURRIOLA(スリオラ)」のランチ。

ここはミシェランガイドで☆一つを獲得しているお店で、
モダンスパニッシュ料理ということでした。

まず最初にスペインのバスク地方の素朴なお菓子。
豚皮の素揚げとパンケーキをいただきました。

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一皿めは、『軽い燻製鯖とピストゥー』
鯖の下にしいてあるのはソースをムース状に固めたもの。
木の板に盛りつけられた意外性にまず驚き、
燻製した鯖がとても美味しくて次からの料理に期待が高まります。

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『白子のフリット、トマトと焦がしバターのエムルシオン』
色々な食感が楽しめる、トマトの酸味が爽やかな一品。

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『ホタテ貝のアヒージョ、カリフラワーのサラダとヴェルジェスの香り』
アヒージョというとニンニクとオリーブオイルがかなりキツイ印象でしたが、
とても上品なテイストに仕上げてありました。
大きな貝柱で食べごたえがあり、
カリフラワーが生と火を通したもの、二種類の味わいもよかったです。

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『鰆のロースト パセリのエムルシオン、ミズナとアーモンドのクネル』
鰆の皮がパリパリで、そこにかかったエスプーモと相性バッチリでした。
和食にも通じる魚の扱いがとても上手なシェフという印象を持ちました。

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『仔牛スネ肉のペドロヒメネス風味煮込み
加賀レンコンのピューレとエシャロットのロースト』

私と娘はメインを魚の一種類でお願いし、
旦那さまと婿さんが魚料理とプラス肉料理も頼みました。

もう一品の肉料理が
『秋田県岩波農場豚ローズのプランチャ、
ピキーヨスピーマンとヨーグルトのピューレ』

どちらも一口づつもらいましたが美味しかったです。

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ここでメニューにないリゾットのサービス。
シェフが修業したスペインバスク地方の郷土料理なんだそう。
スープの出汁がとってもよかったです。

写真には写ってないけどパンはファカッチャを何度もサーブしてもらいました。

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デザートは『洋なしのコンポート、チョコレート、シャーベット、セルフィーユ』
香草のセルフィーユがそのままと、砂糖菓子の中にも入れてありました。
ソースが確か黒砂糖といっていたような…。
シャーベットもコンポートも洋なしの味が際立っていて生の洋なしよりも味が濃かったです。

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最後が『小菓子とコーヒー』
ライムジュースを閉じ込めたチョコ(一口でお召し上がりくださいと言われました)
どうやって作ったのでしょう?とても美味しかったです。

チョコレート、チュロス、クッキー、もう一つの4種類とも味わいが異なっていて
食事の締めくくりにふさわしい楽しさでした。

器やテイストに和のエッセンスが感じられると思ったら、
シェフが、スペイン料理、日本料理、フランス料理の修業をされているようです。
それぞれのいいところを上手に取り入れているという印象です。

とても評判がいいというのも納得する味わいと、
堅苦しくないリラックスできる雰囲がよかったです。
最後はシェフも一緒に記念撮影に応じてくれました。
思ったよりもお若い方で、これからが楽しみなまた行きたくなるお店でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2014年12月04日 14:12