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黄色い本 ジャック・チボーという名の友人 高野文子 著

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先日車で走りながらラジオを聴いていると、
この本の作者 高野文子さんがゲストで出ていました。

デビューしてから33年間にわずか7冊しか出していないと聞いて、
とても興味が沸きました。

最新作のドミトリーともきんすは、
朝永振一郎、牧野富太郎、中谷宇吉郎、湯川秀樹が同じ学生寮に住んでいたら…。
という テーマで、科学者たちの言葉を綴っているというお話でした。

高野さんを執筆に駆り立てる動機は、
わからないことを理解したいということなんだそう。

この黄色い本についても触れていて、
とにかく主人公の女学生が、
「チボー家の人々」という本を読んでいるという日々を淡々と描いていて、
細かい説明などは一切なく、派手な事件も何もないというコミック作品。
今までこういう本があったことを全く知らなかったので新鮮でした。

主人公が暮らしている環境も、
地域は違うにしても私自身の子供時代と重なる部分もあり、
チボー家の人々という本を読んでみたくなりました。

でもこういう本は学生時代に読んでおくべきものだったな~。
と反省しました。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2015年05月15日 08:12