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「マナーの正体」 中央公論新社

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車を運転中に聞いているラジオで、
本の紹介コーナーがあるとつい聞き入ってしまいます。
そして興味が沸いた本は覚えておきます。
自分の趣味からは到底たどり着けないような本の時もあり、
思いがけない本との出会いがとても楽しいです。

今回読んだ「マナーの正体」もラジオの紹介でした。
紹介して下さった方が誰なのかはもう忘れてしまいましたが…。

この本は実に13名の執筆陣によって書かれています。
作家さんは、角田光代さん、乃南アサさん、綿矢りさ さん、酒井順子さん、
逢坂剛さん、東直子さん、、高野秀行さん、荻野アンナさん、
学者さんもいます、藤原正彦さん、竹内久美子さん、福岡伸一さん、
お医者さまの、鎌田實さん、そして さだまさし さん。

それぞれが様々な自分なりのマナーについて、
個人的な切り口から書かれています。

例えば、酒井順子さんが書かれている「ケチのマナー」
一度しか使っていないティッシュをどうしても捨てられないと言う酒井さん。
「あ、私と同じだ~」と共感。
せめてものマナーで、
人前ではぼろぼろのティッシュを使わないようにするのだとか。

一人見開き2ページで完結しているので、
まるで新聞のコラムのように、読みやすくて、
時にクスリと笑ったり、感動したりと、
様々な体験ができました。

同様に「考えるマナー」と言う本があるらしいので、
そちらも読んでみたいです。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2016年04月01日 13:28