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ふじの国⇔せかい演劇祭 ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ

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南アフリカの ウィリアム・ケントリッジ氏演出の、
「ユビュ王、アパルトヘイトの証言台に立つ」を観劇しました。

学生時代、アパルトヘイトという政策について知った時、
違和感と驚きと、そして南アフリカに生まれなくてよかった、
と思ったことを思い出しました。

この演劇は「真実和解委員会」という、
実態解明のために作られた実在の機関の様子を、
俳優は、ユビュ王とその妻だけで、
あとは人形やアニメーション、ドキュメンタリー映像を使い描いています。
ユビュ王は、19世紀の不条理演劇の祖ともいわれる演劇ということで、
そのユビュ王が、様々な悪事を証言します。

この演劇の初演は1997年。
アパルトヘイト政策は1994年まで続いていたようなので、
まさにリアルな実態を暴き出していると感じました。

みていて思ったことは、その立場におかれたら、
誰もが支配する側に簡単に回ってしまうのではないか
という恐怖でした。

ハンドスプリング・パペット・カンパニーという、
南アフリカ随一の人形劇団との共同制作で、
人形のデザインや動きも流石で、必見の価値ありの演劇でした。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2016年05月06日 14:25