ほしいもブログ

加賀棒茶

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静岡生まれの静岡育ちの身としては、
幼い頃お茶といったら緑茶しか知りませんでした。
だから修学旅行で京都に行った時、
茶色のほうじ茶を見て、
カルチャーショックを受けたことを覚えています。

それが今では自分で茶葉を焙じるくらい、
ほうじ茶が大好きになりました。

でも美味しいほうじ茶というのになかなか当たらない。
なんといっても自分で焙じたてを飲むのに比べたら、
香りも味も無いに等しいほうじ茶が多い!と思っていたら、
この加賀棒茶を飲んで久しぶりにほうじ茶の美味しさに感動しました。

石川県の丸八製茶場というところが出している、
この献上加賀棒茶は、一番摘み茶の「茎」を浅く焙じているのだそう。

煎茶を入れる時は70度~80度、玉露に至っては50度のお湯を使うのに比べ、
ほうじ茶は、沸騰したまま100度のお湯を使います。
いれたてのお茶をふうふうしながら飲むのがほうじ茶の醍醐味。
でも、水出しで入れるとまた繊細な味わいが感じられて特に夏にはお勧めです。


【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2016年01月16日 12:52