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藻塩

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来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
焼くや藻塩の 身もこがれつつ (権中納言 定家)

百人一首の選者である権中納言定家(藤原定家)作の有名な句。
まつほの浦は、淡路島にある海岸ということですが、
この藻塩は、新潟県村上市の山北中浜で作られています。

藻塩とは、ホンダワラ(玉藻)という海藻を海水に浸し、
天日で乾かす作業を繰り返し乾燥発酵させたものに、
沸騰した海水をかけてつくったカン水を、
さらに煮詰めて作るのだそう。
ヨウ素のエキスがそのままの色合いになっている薄茶色の塩です。

だから原材料には、海水(山北)100%、海藻(ホンダワラ=玉藻)
と書いてあります。

日本では長らく専売法というものがあり、
塩は専売公社が独占して販売していました。
1997年に、その専売法が廃止されたのを機に、
佐藤 寛氏が研究を重ねて作り上げたのだそう。

自然なミネラル分を多く含み、
塩辛くないので天ぷらやお刺身、おにぎりに使うと引き立ちます。

貴重なこの塩も、友人の後藤さんからお土産にいただきました。
高価な塩なので、大事に使おうと思います。

【ほし太の日向ぼっこ】

日時: 2016年08月19日 13:10